南杏子 作家で医師のプロフ(学歴) ディアペイシェントやサイレントブレスのあらすじも!

南杏子 作家で医師のプロフ(学歴) ディアペイシェントやサイレントブレスのあらすじも!
南杏子 作家で医師のプロフ(学歴)

作家でもあり病院に勤める現役医師でもある「ディア・ペイシェント 絆のカルテ」「サイレント・ブレス 看取りのカルテ」「ステージ・ドクター 菜々子が熱くなる瞬間」の著者で知られる南杏子さんのプロフィール(学歴)やNHKドラマ化について解説します。

現役の医師であるからこそ描写できる現場や医療専門用語による説得力、そして、誰も避けて通れない人の死についてのテーマが、小説の深さを増してくれます。

※「ディア・ペイシェント 絆のカルテ」は本の感想を記事にしましたので合わせて読んでください。
第一章 午前外来 ⇒「第一章 午前外来」あらすじ、登場人物、感想はコチラ!
第二章 夜間当直 ⇒「第二章 夜間当直」あらすじ、登場人物、感想はコチラ!
第三章 オアシス ⇒「第三章 オアシス」あらすじ、登場人物、感想はコチラ!
第四章 豹変 ⇒「第四章 豹変」あらすじ、登場人物、感想はコチラ!
第五章 攻撃 ⇒「第五章 攻撃」あらすじ、登場人物、感想はコチラ!
第六章 崩壊 ⇒「第六章 崩壊」あらすじ、登場人物、感想はコチラ!
第七章 日常 ⇒「第七章 日常」あらすじ、登場人物、感想はコチラ!
著者の南杏子先生について ⇒南杏子プロフィール
NHKドラマ ⇒貫地谷しほり主演ドラマ

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南杏子さんのプロフィール(学歴など)

現役の小説家であり、現役の内科医でもある南杏子さんのプロフィールです。

経歴が波乱万丈な人生を辿ってきて来たことに驚きました。

1961年 徳島県に生まれる(執筆時年齢 59歳)
1979年 大学合格後、東京の祖父母の家へ上京。祖父の在宅介護が始まる。

1983年 日本女子大学卒業後、編集プロダクションや出社社に勤務。
1986年 25歳でご結婚。その後、イギリスへ旦那さんとともに渡英。
1992年 お子様を出産し育てる。
日本へ帰国後、乳幼児の取材を重ねる。
医学を「もっと知りたい」「どうしたら病人の役に立てる人間になれるのか」という気持ちから医学の道を目指す。猛勉強する。
1994年 33歳で東海大学医学部に学士編入。
卒業後、都内の大学病院老年内科などで勤務。(39歳)
スイスへ転居。スイス医療福祉互助会顧問医などを務める。
スイスから帰国後、都内の終末期医療専門病院に内科医として勤務。
夫に伴って通い始めた小説教室に通い「小説執筆がはまる」
教室は「作家養成講座」(荻窪センター、五十嵐貴久講師)
よみうりカルチャー(読売・日本テレビ文化センター)から作家が誕生した。
2016年 「サイレント・ブレス」で小説デビューを果たす。(55歳)

2018年 「ディア・ペイシェント」2作目をリリース。
2019年 「ステージ・ドクター」3作目の小説を発表。
2020年 「ディア・ペイシェント 絆のカルテ」NHKドラマ10にてテレビ放送。

(上記はWIKIPEDIAなどの情報から個人的に年譜風にまとめましたが、必ずしも年号・年齢と一致していない部分もあるかと思いますのであらかじめご了承をお願いします。)

僕はそもそも、南杏子さんはもともと医学部を卒業した女医さんで、医療業務経験を基に小説を書き始めたのかと思ってましたが、いい意味で予想を外しました。

「小説執筆がはまった」という言葉が刺さります。出版社勤務では取材を行い記事を書いていたと思います。それと医師としての経験が、小説という果実を生み出したと言えましょう。

東海大学医学部に学士編入した時が長女2歳の時とありますからお子様もおふたり以上、旦那さんと海外へイギリスやスイスへ転居滞在、猛勉強の医学部編入、そして内科医勤務と小説家の二足の草鞋(わらじ)、、、行動力やバイタリティーもさることながら頭脳明晰と鋼の意志力の持ち主だと敬服し頭が下がりますし、「病人を助けたい」という志に人として尊敬に値します。

以上が、南杏子先生の波乱万丈のプロフィールでした。

次に、3冊の著書「ディア・ペイシェント 絆のカルテ」「サイレント・ブレス 看取りのカルテ」「ステージ・ドクター 菜々子が熱くなる瞬間」、NHKドラマ10「ディア・ペイシェント 絆のカルテ」についてご紹介いたします。

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「サイレント・ブレス 看取りのカルテ」出版社情報・目次・概要・あらすじ・登場人物

南杏子さんの第一作目の本、「サイレント・ブレス 看取りのカルテ」の紹介です。

出版社情報

出版社 幻冬舎
レーベル 幻冬舎文庫
2018年7月11日発売

小説の概要

誰もが避けては通れない、
愛する人の、
そして自分の「最期」について静かな答えをくれる、
各紙誌で絶賛された現役医師のデビュー作。

著者の大学時代(大学3年)、寝たきりの祖父の介護をし、家で 看取ったのが原体験です。

小説のレビュー

小説「サイレント・ブレス 看取りのカルテ」を読む前に、「サイレント・ブレス」の意味を考えました。直訳すれば「沈黙の息」「音のない息」・・・あっこれは人が無くなるときの息を引き取る様(さま)を描写したのだなと。

終末期の死を扱った重いテーマなのですが、小説に出てくる登場人物が作者や実在の人物と重なるところもあり、説得力と死は前向きに受け入れるものだというメッセージを強く受け取れます。

南杏子さんは大学卒業後に出版社勤務し一念発起して内科医師になったお方です。主人公の名は水戸倫子(大学病院の女医)や乳がんの女性ジャーナリストで、この小説でも登場人物と作者が重なり合ってますね。

「サイレント・ブレス」「ディア・ペイシェント」「ステージ・ドクター」とみっつの小説で主人公の成長する姿が描かれてます。南杏子さんの来歴を見ていくと波乱万丈の人生に驚くのですが、常にチャレンジ精神(成長)を持ち続けており、ご自身は作中の主人公を表現しているのだと思わずにいられません。(主人公とご自身を重ねていることについて、南杏子さんはこれを否定していますが、読み手はそう感じざるを得ません。)

作者ご自身で「ミステリーの味付け」と言っておられますので、終末期医療ミステリー小説と呼んでいいのではないかと個人的には思っています。

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「ディア・ペイシェント 絆のカルテ」出版社情報・目次・概要・あらすじ・登場人物

南杏子さんの第二作目の本、「サイレント・ブレス 看取りのカルテ」のご紹介です。

出版社情報

出版社 幻冬舎
レーベル 幻冬舎文庫
2020年1月23日発売

目次

第一章 午前外来
第二章 夜間当直
第三章 オアシス
第四章 豹変
第五章 攻撃
第六章 崩壊
第七章 日常

小説の概要

患者と医師の信頼関係を題材に、「モンスターペイシェント」と称されるクレーマー患者との関わりの中で1人の若き女性医師の成長をミステリタッチで描いた作品。
モンスターペイシェントとは、クレーマー患者。

あらすじ

病院を「サービス業」と捉える佐々木記念病院で内科医を務める千晶は、日々、押し寄せる患者の診察に追われていた。
そんな千晶の前に、嫌がらせを繰り返す患者・座間が現れた。
座間はじめ、様々な患者たちのクレームに疲弊していく千晶の心の拠り所は先輩医師の陽子。
しかし彼女は、大きな医療訴訟を抱えている。
現役医師による感動長編。

主な登場人物

真野千晶:佐々井記念病院に勤務する常勤内科医。35歳。医学部卒業。 大学病院から、半年前に佐々井病院勤務となった。
真野徹(千晶の父)の真野診療所を継ぐように促されている
浜口陽子:佐々井記念病院に勤務する医師。医療訴訟を抱えている。
座間敦司:佐々井記念病院に通院するモンスターペイシェント。
真野万里:千晶の妹

舞台

川崎市矢上区にある医療法人社団医新会の佐々井記念病院が舞台。市中の民間の総合病院。ベッド数が百五十。

※「ディア・ペイシェント 絆のカルテ」は本の感想を記事にしましたので合わせて読んでください。
第一章 午前外来 ⇒「第一章 午前外来」あらすじ、登場人物、感想はコチラ!
第二章 夜間当直 ⇒「第二章 夜間当直」あらすじ、登場人物、感想はコチラ!
第三章 オアシス ⇒「第三章 オアシス」あらすじ、登場人物、感想はコチラ!
第四章 豹変 ⇒「第四章 豹変」あらすじ、登場人物、感想はコチラ!
第五章 攻撃 ⇒「第五章 攻撃」あらすじ、登場人物、感想はコチラ!
第六章 崩壊 ⇒「第六章 崩壊」あらすじ、登場人物、感想はコチラ!
第七章 日常 ⇒「第七章 日常」あらすじ、登場人物、感想はコチラ!
著者の南杏子先生について ⇒南杏子プロフィール
NHKドラマ ⇒貫地谷しほり主演ドラマ

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「ステージ・ドクター 菜々子が熱くなる瞬間」出版社情報・目次・概要・あらすじ・登場人物

南杏子さんの第三作目の小説、「ステージ・ドクター 菜々子が熱くなる瞬間」の紹介です。

主人公は葉村菜々子(はむらななこ)32歳、ステージ(市民会館の舞台)に立ちたい患者たちを診る菜々子の6つのステージをめぐる成長物語という設定です。

出版社:講談社 (2019/9/19)

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合わせて読んでほしい南杏子さん著作の記事

NHKドラマ10貫地谷しほりさん主演でドラマ化の「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」の各省の感想記事書いてます。よろしければ読んでください。

第一章 午前外来

第二章 夜間当直

第三章 オアシス

第四章 豹変


第五章 攻撃

第六章 崩壊


第七章 日常


南杏子先生、作家で医師(学歴)のプロフィールはこちら!

「ディア・ペイシェント」NHKドラマ10の放送日とキャスト

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「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」NHKドラマ10の情報

【祝・放送開始決定】医師であり作家の南杏子さんの医療ミステリー小説「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~NHKドラマ10新型コロナウイルスの影響により放送予定日が延期になってましたがついに放送開始決定です!

◎NHK総合 2020年7月17日 毎週金曜日 夜10時 全10回
◎NHK4K 2020年7月15日 毎週水曜日 夜11時15分 全10回

ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」について、NHKドラマ10放送日キャスト文庫本(原作)の「第一章 午前外来」から「第七章 日常」までのあらすじ登場人物感想、そして原作者の医師であり作家の南杏子先生のプロフィールについて徹底解説した記事はコチラです。

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