鎌倉殿の13人【第7回 敵か、あるいは】あらすじ(ネタバレ)と登場人物(相関図)を解説!上総広常と千葉常胤はどちらにつくか!?

鎌倉殿の13人第7回 敵か、あるいは」(2022年NHK大河ドラマ)のあらすじ(ネタバレ)登場人物(相関図)を分かりやすくまとめました。

前回「鎌倉殿の13人 第6回 悪い知らせ」では、山中で隠れる頼朝は梶原景時(かじわらかげとき)の見逃しによって九死に一生を得ますが、頼朝の心の救いである観音像を取りに行った宗時を失い、またもや失意の底に落ち源氏再興を諦めようとします。主人公・北条義時(小栗旬)の必死の説得で、優柔不断・頼朝は元気復活し再起を宣誓します。

今回「鎌倉殿の13人 第7回 敵か、あるいは」では、源氏再興のためには有力坂東武者の上総広常と千葉常胤が頼朝側につくか否かで戦局は大きく変わってきます。特に兵力2万の上総広常の動向がカギとなります。今回見どころは上総広常(かずさひろつね、佐藤浩市)

 

※「鎌倉殿の13人 第1,2,3,4,5,6回」の あらすじ(ネタバレ)と登場人物(相関図)のカテゴリーはこちら!

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鎌倉殿の13人【第7回 敵か、あるいは】あらすじ(ネタバレ)、上総広常と千葉常胤はどちらにつく?

上総広常(かずさひろつね)を演じる佐藤浩市は三谷幸喜劇場の常連

  

鎌倉殿の13人「第7回 敵か、あるいは」のあらすじ(ネタバレ)です!

 

上総広常が源氏側なのか平氏側につくのかが大きく今後の戦局を左右

平清盛によって命を狙われる源頼朝が頼らざるをえない有力武将・千葉常胤(ちばつねたね)上総広常(かずさひろつね)らと交渉すべく、源氏側である北条義時(小栗旬)和田義盛 (わだ・よしもり、横田栄司)が任命されました。

対する今は平家側である梶原景時らも交渉につき、源氏と平家の代理交渉が水面下で火花を散らします。

頼朝復活のカギを握る武将2人

●千葉常胤(ちば・つねたね、岡本信人):坂東の有力武将。下総(しもうさ)を支配。
●上総広常(かずさ・ひろつね、佐藤浩市):2万の兵団を率いる坂東の大豪族
上総を統治。

 

交渉の末、千葉常胤は源氏側につく。上総広常はどちらにつく?

平家側(梶原景時)は官職を報奨にちらつかせ、損得で説得にかかります。
源氏側(北条時政と和田義盛)は奢る(おごる)平家を一掃し坂東の地に新しい武家社会を作ろうと大義名分を説きます。亡き兄・宗時の遺志を背負う義時は必死に説得にかかります。

交渉の源平合戦の結果、千葉常胤(ちばつねたね)は源氏側につきます。

その一方で、態度を決めない上総広常(かずさひろつね)は本当に頼朝に天が味方しているのならば、頼朝は襲撃をかけられても難を逃れるだろうと考えます。

上総広常にあたる交渉人たち

●北条義時+和田義盛=源頼朝
●梶原景時     =大庭景親(平清盛)

 

頼朝、新たな愛妾・亀との逢引きの場所を襲われる!

とある民家で漁師の娘で人妻・亀(かめ)と出会った頼朝は、さっそく亀を部屋に招きます。そのとき、平家側の急襲にあう頼朝。上総広常はもし頼朝に天が味方するならば頼朝は命を救われるであろうと。さもありなん、またしても頼朝、難局をかわします。

これを知った上総広常(かずさひろつね)は頼朝と相まみえることにします。わざと遅参した広常ですが、頼朝に直に会い、頼朝の胆力に平伏(へいふく)した上総広常は頼朝に仕えることを決めます。

石橋山の戦に敗れた頼朝に2大武将が味方につくことになり、源平合戦の新たな展開が広がっていくのであります。

    

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鎌倉殿の13人【第7回 敵か、あるいは】登場人物(相関図)、千葉常胤(ちばつねたね、岡本信人)、上総広常(かずさ・ひろつね、佐藤浩市)、亀(かめ、江口のりこ)

  

鎌倉殿の13人「第7回 敵か、あるいは」の登場人物(相関図)です!

源氏再興のカギを握るのは、千葉常胤(ちば・つねたね)と上総広常(かずさ・ひろつね)の2人の武将です。この両氏が平家につくか源氏につくかで戦局は大きく変わっていくのであります。

  

  

千葉常胤(ちばつねたね、岡本信人)、下総の有力豪族

上総広常(あずさひろつね)とは又従兄弟(またいとこ)の関係となる千葉常胤(ちば・つねたね、岡本信人)下総(しもふさ)の豪族であり、千葉一族中興の祖。

当時の地名が現在と呼び名と異なっています。下総(しもふさ)は今でいうと千葉県北部と茨城県南西部と埼玉県東端部の地。ちなみにその北方面は常陸(ひたち)、その南方面は上総(かずさ)、その西方面は武蔵(むさし)と呼ばれていました。

演ずるのは野草大好きな岡本信人さんです。

  

上総広常(かずさ・ひろつね、佐藤浩市)、上総の超大物豪族

上総広常(かずさひろつね、佐藤浩市)は、兵力2万を有する上総(今でいうと千葉県南部)を取り仕切る超大物の大豪族。頼朝の棟梁としての器を見極めた上総広常は頼朝軍団に味方します。今後の頼朝との関係はどうなっていくのか・・・

演ずるのは佐藤浩市さん、三谷幸喜さんの映画やドラマの常連さんですね。大河ドラマ「新選組!」、映画「清須会議」でもおなじみです。

  

亀(かめ、江口のりこ)、女好きの頼朝から愛される漁師の娘で人妻

漁師の娘で旦那もいる亀、フィクションの人物ではなく実際に存在した人です。最初、亀は頼朝に見初められますが、亀も頼朝にどんどん惹かれていきます、夫がいながら。。。

これで頼朝をめぐる女性は、八重、政子、亀、、、物語序盤ですでに3人の女性からモテモテの頼朝です。

  

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「鎌倉殿の13人」メモ:当時と今の地名について教えてください!安房(あわ)、上総(かずさ)、下総(しもふさ)、坂東(ばんどう)、相模(さがみ)

安房(あわ)、上総(かずさ)、下総(しもふさ・しもうさ)、坂東(ばんどう)、相模(さがみ)・・・地名が今の呼ばれ方と少し違うようで、よく分かりません!?

安房(あわ):「石橋山の戦い」に敗れた頼朝勢が逃げた先の地名。今の千葉県南部あたりです。頼朝再興の地。

上総(かずさ):上総広常(かずさひろつね、佐藤浩市)が治めていた地。ざっくり千葉県中部あたり。

下総(しもふさ・しもうさ):千葉常胤(ちばつねたね、岡本信人)が治めていた地。千葉県北部と茨城県南西部と埼玉県東端部あたりの地。「しもうさ」と「しもふさ」の両方の読み方があります。筆者が慣れ親しんだのは「しもふさ」の方なので「しもふさ」と読みますが「しもうさ」と明記することもあります。ご了承ください。

坂東(ばんどう):今の関東地方で、昔呼ばれていた地名。今でいう関東地方の武士を坂東武者(ばんどうむしゃ)と呼びます。

相模(さがみ):大庭景親(おおばかげちか、國村準)が治めていた地。ざっくり今の神奈川県全域ととらえていいでしょう。

  

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