鎌倉殿の13人【第4回 矢のゆくえ】あらすじ(ネタバレ)と登場人物(相関図)を解説!ここに源平合戦はじまる!

鎌倉殿の13人第4回 矢のゆくえ」(2022年NHK大河ドラマ)のあらすじ(ネタバレ)登場人物(相関図)を分かりやすくまとめました。

「鎌倉殿の13人 第3回」では、頼朝挙兵の必要十分条件である(1)政子の励み、(2)義時の兵力計算、そして(3)後白河法皇の大義名分が揃い、声高らかに「戦の支度じゃ」と叫びます!

そして、勝てぬ戦はしない超慎重派の頼朝がついに挙兵に出る経緯、八重が放った運命の矢の意味が本4作目の見どころです。

  

※「鎌倉殿の13人 第1,2,3回」の あらすじ(ネタバレ)と登場人物(相関図)解説はこちら!

⇒鎌倉殿の13人【第3回 挙兵は慎重に】あらすじ(ネタバレ)と登場人物(相関図)を解説!後白河幽閉で頼朝ついに決断!

⇒鎌倉殿の13人【第2回 佐殿の腹】あらすじ(ネタバレ)と登場人物(相関図)を解説!頼朝の変わり身の早さと処世術に義時は翻弄される!

⇒鎌倉殿の13人【第1回大いなる小競り合い】あらすじ(ネタバレ)と登場人物(相関図)!予測不能エンターテインメント、ここに始まる!

   

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鎌倉殿の13人【第4回 矢のゆくえ】あらすじ(ネタバレ)

  

第4回 矢のゆくえ」は源平合戦の始まり、ガッキー八重が放った矢が大きく戦局を決定します。

  

頼朝伊豆で決起し、当地の平家勢力を打ち破る!

日本の歴史に名を遺す(のこす)、頼朝が源氏再興・平家打倒に動いた挙兵の年月日と場所などを整理します。

●年月日:1180年8月17日(旧暦) この日は三島明神の祭礼の日。現在の暦で1180年9月8日で今からおよそ842年前のことです。祭りで警護が手薄になる日を狙います。
●味方:頼朝軍は北条時政(宗時・政子・義時の父)、岡崎義実(おかざきよしざね)、佐々木秀義(ささきひでよし・佐々木四兄弟の父)・その子盛綱(もりつな) ・経高(つねたか) ら息子4人、宇佐美祐茂(うさみ すけもち)たち。手勢わずか30名程度。
●敵方:伊豆目代である山木兼隆(やまきの・かねたか )と山木氏の後見人・堤信遠(つつみ・のぶとう) 頼朝軍は山木兼隆の館を襲撃します。 平家側である山木兼隆と 堤信遠を討つことで源氏再興の狼煙を上げます。
●場所:伊豆韮山(いずにらやま) ここで挙兵と伝えられてます。頼朝が配流となった地は蛭ヶ小島(ひるがこじま、現在の静岡県伊豆の国市)。

頼朝はこの戦(いくさ)に勝った後、頼朝の父・義朝(よしとも)の本拠地であった鎌倉に幕府を築く計画なのです。

  

決起日が迫るも今なお慎重な頼朝

1180年8月17日を選んだ理由は、この日は 三島明神の祭礼の日 であり、敵方である 山木兼隆(やまきかねたか ) の警備も和らぐとみたからです。しかし、そうと決めても、その日に山木氏が館にいるのか頼朝は確信が持てません。絶対勝利の確証が無いと動かない頼朝、次第に迷いが生じ始めます。

さらに味方の兵が集まりません。平家が圧倒的に支配している世に、いまさら源氏に力を貸そうとする武将は少なかったのです。

絶対勝利が条件の頼朝に決起の迷いが・・

すでに頼朝挙兵の情報は、平家側の大庭景親(おおばかげちか)や伊東祐親(いとうすけちか)の耳には届いてます。絶対勝利が今後の源氏再興の必須事項であると考える頼朝なのですが・・・

その日に山木氏は館にいるのか逡巡する頼朝に八重が特級の情報を頼朝に届けるのでした。

  

別れてもなお頼朝と八重の愛はそこにあった!

挙兵を決心した頼朝でしたが、戦に勝つ算段が100%そろわないため、ここにきても未だにためらいがある頼朝(慎重派!)。

そこを後押しするのがかつての事実婚だった八重でした。政子(後の尼将軍)の説得に頼朝の仲を絶たれたようですが、子供も授かった二人の仲は深い絆がありました。

平家から監視を命じられていた伊東祐親の娘・八重と恋に落ちた頼朝は、八重が放った矢で、出陣を決めます。その矢には白い布が巻かれていたのです。過去に白い布は八重と頼朝がともに出会う合図(サイン)でありました。

これこそが山木氏が館にいると頼朝と義時らは見抜きます。

八重の矢で頼朝は出陣決行!

そして、 歴史の記録では佐々木経高(ささき・つねたか)の放った矢から戦闘開始、伊豆目代である山木兼隆(やまきかねたか)と山木の後見人・堤信遠(つつみのぶとう)を討ち破り、ここに源氏再興・平家打倒の火ぶたが切って落とされたのでありました。

八重の矢と佐々木経高の放った矢が4年7ケ月におよび源平の戦いの始まりとなるのでありました。

しかし、これから1192年の鎌倉幕府創設まで、まだまだ頼朝と北条家らの苦難は続きます。

   

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鎌倉殿の13人【第4回 矢のゆくえ】登場人物(相関図)

鎌倉殿の13人【第4回 矢のゆくえ】登場人物(相関図)では、なんとも地味ですが、伊東祐親(いとうすけちか 浅野和之(あさの・かずゆき))の家人(けにん)である江間次郎をご紹介しようかと思います。

 

八重に愛されない可哀そうな江間次郎

江間次郎(えまじろう・芹澤興人)

流罪人として伊豆に流された頼朝が恋におちた相手が、なんと監視人の伊東祐親の娘・八重。二人の間には子までもうけてしまいます。当然、父は頼朝を亡きものにしようとし、八重は家人(けにん、従者のような低い身分)である江間次郎と無理やり結婚させられてしまいます。

八重からはひとかけらも愛情を受けないかわいそうな人、作中でもいかにもうだつの上がらない地味な風貌の江間次郎を演じているのが 芹澤 興人(せりざわ たてと)さん !

https://www.nhk.or.jp/kamakura13/cast/04ito.html

主人公・義時の幼馴染でり、頼朝とは事実婚であった八重が嫁いだ先の旦那が江間次郎(えまじろう)。「山木氏は落馬して足を痛め、館にいる」という極秘事項を八重に伝えるのが夫の江間次郎、この八重からの重要情報で頼朝は戦闘を決断するのです。

しかも江間次郎は山木氏の動向の重要さを知る由もありません。

別れても頼朝に尽くす八重、山木氏の情報を伝えたのが江間次郎、私はなんとも複雑な感情を持たざるを得ません。

別れても好きな人、ここは頼朝の女性に対する愛情の深さが八重をそうさせたのだと思ってます!

もてもての頼朝、八重にも政子にも愛される!

父・ 伊東祐親の怒りをかって無理やり江間次郎という冴えない男と結婚させられた八重ですが、八重に愛されなかった江間次郎がかわいそう。江間次郎に同情します!そんな江間次郎を演じたのは芹澤 興人(せりざわ たてと)さん。

芹澤 興人(せりざわ たてと)さん のプロフィールをご紹介します。 芹澤 興人 さんですが、NHK大河ドラマにはなんと今回で3作目の出演です。今後、ブレイクが待ってる俳優さんかもです。

芹澤 興人(せりざわ たてと)プロフィール

生年月日:1980年12月1日(41歳)
出身地:静岡県
身長:164 cm
血液型:A型
職業:俳優
事務所:ブレス・チャベス事業部

芹澤興人 NHK大河ドラマ出演歴

● おんな城主 直虎(2017年):今村藤七郎 役
● いだてん 東京オリムピック噺(2019年):若い衆 役
● 鎌倉殿の13人(2022年):江間次郎 役

  

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合わせて読んでいただきたい【鎌倉殿の13人】記事!

▼松平健さん、NHK大河では「草燃える」の北条義時役、「義経」の弁慶役、そして今回「鎌倉殿の13人」では平清盛役と年輪を重ねて威厳と貫録を備えた千両役者になりました。マツケンサンバ♪

  

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