鎌倉殿の13人【第6回 悪い知らせ】あらすじ(ネタバレ)と登場人物(相関図)を解説!敗走の頼朝再起のカギは!?

鎌倉殿の13人第6回 悪い知らせ」(2022年NHK大河ドラマ)のあらすじ(ネタバレ)登場人物(相関図)を分かりやすくまとめました。

前回「鎌倉殿の13人 第5回 兄との約束」では、源頼朝と北条軍が初戦を飾ったものの大庭景親(おおばかげちか)の猛攻で頼朝勢は敗走を強いられます(石橋山の戦い)。頼朝軍の要(かなめ)である北条宗時が狙われ・・・宗時は無念のうちに伊東祐親(いとうすけちか)の手下・善児(梶原善)によって命を奪われます。

「第6回 悪い知らせ」では、山中で隠れる頼朝は梶原景時(かじわらかげとき)によって九死に一生を得ますが、頼朝の心の救いである観音像を取りに行った宗時を失い、またもや失意の底に落ち源氏再興を諦めようとしますが主人公・北条義時(小栗旬)の必死の説得で、頼朝勢は元気復活し再起をはかります。

 

※「鎌倉殿の13人 第1,2,3,4,5回」の あらすじ(ネタバレ)と登場人物(相関図)のカテゴリーはこちら!

⇒鎌倉殿の13人 あらすじ(ネタバレ)と登場人物(相関図) カテゴリー

  

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鎌倉殿の13人【第6回 悪い知らせ】あらすじ(ネタバレ)

  

第6回 悪い知らせ」のあらすじ(ネタバレ)です。今回「悪い知らせ」は宗時の死の知らせ、そして父・時政は子・義時に宗時の遺志を継ぎ北条家を導くよう頼むシーンが見どころと言えましょう。

  

梶原景時によって九死に一生を得た源頼朝

石橋山の戦いで敗走する頼朝たちは山中の穴蔵で、大庭景親(おおばかげちか、國村準)の部下である梶原景時(かじわらかげとき、中村獅童)に見つかってしまいます。

敵の首領である頼朝の首をとって持ちかえれば大きな手柄です。しかし 梶原景時は、瞬間的に直感といいますか頼朝に一目をおき、頼朝を見逃します。粗暴な上司である 大庭景親 とは違う頼朝に何かを感じ取ったのでしょうか!?

当時、平家側であった 梶原景時 は、のちに機を見て源氏側につき頼朝に重用され、「鎌倉殿の13人」のメンバーになるのでありました。

  

義時、兄・宗時の遺志を受け継ぐ!

源氏よりはむしろ北条家勃興に命運をかけた長男・北条時宗の死が判明した時、義時は父・時政から宗時の遺志を継ぐよう諭されます。

主人公・北条義時(小栗旬)はもともと戦(いくさ)は嫌いで自分は事務方が合うと言っていましたが、兄・宗時の遺志を継ぐことで義時の戦闘能力も上がっていきます。

  

意気消沈の頼朝復活のためのキーパースンとは?

平家側である大庭景親(おおば・かげちか、國村準)伊東祐親(いとう・すけちか、浅野和之)によって完膚なまでに敗れた頼朝はこのときも窮地に陥った状態でした。人生何度となく幼少のころからいつ命をおとしてもおかしくない運命をたどってきた頼朝、天が味方したのか 梶原景時 によって九死に一生を得てきました。

このとき頼朝は宗時が持ち帰ろうとした観音像をみて、もう戦はやらないとまたしても弱音を吐くのでありますが、義時の必死の説得にふたたび奮い立ち、源氏の世を必ず作ると誓うのであります。

源氏再興のカギを握るのは、千葉常胤(ちば・つねたね)上総広常(かずさ・ひろつね)の2人の武将です。この両氏が平家につくか源氏につくかで戦局に大きく関わってくるのであります。

 

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鎌倉殿の13人【第6回 悪い知らせ】登場人物(相関図)

  

鎌倉殿の13人【第6回 悪い知らせ】登場人物(相関図)です。

なんといっても第6回の大注目人物は梶原景時(かじわらかげとき、中村獅童)でしょう。

  

梶原景時(かじわらかげとき、中村獅童)

https://www.nhk.or.jp/kamakura13/cast/06bando.html

梶原景時は、当時平家側にして頼朝最大の敵方であった大庭景親(おおばかげちか、國村準)の大庭家とは同族の出でした。つまり、1180年8月17日の山木兼隆館襲撃、同年8月23日の石橋山の戦い、このときは平家側だったのです。

それがなぜ石橋山の戦いで敗走し絶体絶命であった頼朝を目の前で見逃したのでしょうか?

武将としてはもちろん和歌の教養もある文武両道の梶原景時は、 山中に身をひそめる頼朝に単に情けをかけたのか、頼朝の天運を悟ったのか・・・

景時は、もし頼朝が勝った場合は、この恩に報いるよう頼朝に約束させます。このころの武士たちは利になるのか損になるかで身の振り方を決めていましたので、この梶原景時の行動は賭けともいえましょう。

「源平盛衰記」ではこの時の模様を、頼朝を見逃したのか怪しむ大庭景親(おおばかげちか)に体を張って阻止したと伝えられてます。

その後、頼朝軍は大復活、大庭景親は捕らえられ処刑、 梶原景時は降伏しますが、頼朝は洞窟で助けてくれた梶原景時を忘れておらず、梶原景時は頼朝勢の中枢に上り詰めていくのであります。

それにしても梶原景時(かじわらかげとき、中村獅童)の名にも「時」という文字が入っており実に紛らわしいですね。この時代の名づけの風潮でしょうか(笑) 景時と単独に使うよりは梶原景時としないと、北条家かなと間違ってしまいます(笑) 「鎌倉殿の13人」鑑賞のためには姓と名をセットで覚えたほうがいいです!

  

「鎌倉殿の13人」メモ:

「鎌倉殿13人」の13人とは?

「鎌倉殿」とは源頼朝(鎌倉幕府の初代征夷大将軍)のことで、頼朝の死後、鎌倉幕府は合議制で政治を動かします。合議制とは集団指導体制であり、そのメンバーの人数が13人でした。
● 北条時政 (ほうじょう・ときまさ、坂東彌十郎) ←主人公の父
● 北条義時 (ほうじょう・よしとき、小栗旬)←主人公
● 三浦義澄 (みうら・よしずみ、佐藤B作)
● 梶原景時 (かじわら・かげとき、中村獅童)
● 比企能員 (ひき・よしかず、佐藤二朗)
● 三善康信 (みよし・やすのぶ、小林隆)
● 安達盛長 (あだち・もりなが、野添義弘)
● 和田義盛 (わだ・よしもり、横田栄司)
● 大江広元 (おおえ・ひろもと、栗原英雄)
● 中原親能 (なかはら・ちかよし)
● 二階堂行政 (にかいどう・ゆきまさ)
● 足立遠元 (あだち・とおもと)
● 八田知家 (はった・ともいえ)

  

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合わせて読んでいただきたい【鎌倉殿の13人】記事!

▼梶原景時(かじわらかげとき)演じる中村獅童さん。大河ドラマ出演歴7回目という凄い役者さん!これまで梶原景時のほかにも源頼朝、源義経、平清盛、そして北条政子も演じてきたという、まさに、ひとり鎌倉殿の13人!

https://twitter.com/Ryo_nrzk0904/status/1490293654355058688

  

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