【銀翼のイカロス第六章隠蔽ゲーム】ドラマ原作のネタバレ！富岡と半沢はついに箕部への問題貸し出しを解明する！

前章「第五章検査部と不可解な融資」では、金融庁・黒崎の指摘もあり、ついに不正融資解明の喉元まで迫ってきた半沢。半沢・田島らは舞台の発端である舞橋へ飛び立つ。

本章「第六章隠蔽ゲーム」では、銀行と政治の癒着の全容が解明されます。そして富岡の正体が明るみに！はたして中野渡頭取が最終的にくだす決断とは？

【銀翼のイカロス第六章隠蔽ゲーム】（池井戸潤著作、ドラマ半沢直樹2020原作）のネタバレ、富岡と半沢はついに箕部への問題貸し出しを解明する！　どうぞ最後までお楽しみください！

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【銀翼のイカロス】の結末です！ネタバレを含む「終章信用の砦」（ドラマ半沢直樹2020原作の結末）のあらすじをお届けします！ついに【銀翼のイカロス終章信用の砦】で最終結末に至りました。正義と正道の不屈のバンカー半沢直樹たちと国家権力との最終決戦、そして中野渡頭取の最終決断はいかに！原作を読みながら、テレビドラマを観ながら、毎回半沢直樹に感動し、涙し、楽しんでます。原作とドラマの違いも踏まえて、どうぞ最後までお楽しみください！ ▼ドラマ半沢直樹2020の後半の原作「銀翼のイカロス」の全体のあ...

▼ドラマ半沢直樹2020の後半の原作「銀翼のイカロス」の全体のあらすじはこちら！

今度の半沢直樹の敵は巨大国家権力！
東京中央銀行頭取・中野渡じきじきの命令で経営再建中の帝国航空を任された半沢直樹は、500 億円の債権放棄を求める「帝国航空再生タスクフォース」と激突する。
最大・最強の敵に半沢はどう勝利をつかむのか！？

1 【銀翼のイカロス第六章隠蔽ゲーム】完全ネタバレ！忙しい人でも５分でわかるようにまとめてみた！
2 ドラマ『半沢直樹』キャスト・相関図
3 まとめ：【銀翼のイカロス第六章隠蔽ゲーム】（池井戸潤著作、ドラマ半沢直樹2020原作）の原作ネタバレ
4 合わせて読みたい過去記事【銀翼のイカロス】【ロスジェネの逆襲】ネタバレ（ドラマ半沢直樹2020原作）

【銀翼のイカロス第六章隠蔽ゲーム】完全ネタバレ！忙しい人でも５分でわかるようにまとめてみた！

前作【ロスジェネの逆襲】で「東京中央銀行」の戦略ミスを見破った半沢直樹は、出向先の「東京セントラル証券」から古巣の「東京中央銀行」へ返り咲いた。しかしまたしても半沢の前に現れる難敵たち！

新たな相手は巨大権力！最大にして最強の敵にどう立ち向かっていくのか、半沢直樹！

▼これまでの記事はこちら！　まだ未読の方はぜひ読んでください。

銀翼のイカロスのネタバレ的あらすじ

「第六章隠蔽ゲーム」で、箕部への２０億の融資のからくりが分かります。これってほんとうにあるのかなぁ？？

政治とカネの真実はいつも有耶無耶（うやむや）で終わっていたような。。。半沢直樹はフィクションですが、限りなくノンフィクションなんでしょうね！？

第六章隠蔽ゲーム

ついに箕部と紀本の深い闇の全貌が解明されます。その一方で恫喝する狡猾な及原に中野渡は苦渋します。特命係の富岡と半沢の活躍もあり！　最終章前の本章もまったく目が離せません。

▼「銀翼のイカロス第六章隠蔽ゲーム」のネタバレはここから！
※あらすじ・ネタバレの説明は、あくまで原作を「主」としてます。しかし、テレビドラマの進行により、必要に応じて内容を追記・修正します。

ネタバレその１「政治とカネの大スキャンダル、その最終決着はこの男の双肩にかかっている！」

舞橋市。羽田から飛び立った営業第二部次長・半沢直樹（はんざわなおき：堺雅人）と営業第二部調査役の田島春（たじましゅん：入江甚儀）は、その1時間後には舞橋空港へ降り立っていた。空港バスで30分、舞橋市内に着いた。

東京中央銀行舞橋支社。支社長の深尾が半沢と田島を待っていた。金融庁ヒアリングであの金融庁検査官・黒崎駿一（くろさきしゅんいち：片岡愛之助）が指摘した舞橋ステートの件で半沢と田島は調査をしに来たのであった。15年前に箕部啓治（みのべけいじ：柄本明）は舞橋ステートに20億円を振り込ませている。その20億が何に使われたかを半沢は知りたい。その当時の書類を求めて、舞橋ステート本社へ向かった。

箕部の融資額２０億の使途は？理由は？

舞橋ステート本社ビル。箕部への20億の融資が実行された前後３年分の書類が残っていた。さっそく書類を東京中央銀行舞橋支社へ持ち帰り精査する。資産と負債を示す貸借対照表には「借入先　箕部啓治　２０億円」とある。当時ジリ貧の舞橋ステートに箕部啓治は２０億もの金を融資するという常識外のことを行った。　なぜか？　使途は？　２０億の使い道は土地購入であった。その土地とは舞橋空港になる予定の場所の土地であった。

２０億の使い道は空港予定地だった！！

政治と金の汚い錬金術。クリーンが売りものの進政党、それに旧東京第一銀行（現東京中央銀行）が関係した、となると大スキャンダルになる。進政党の箕部啓治（みのべけいじ：柄本明）、旧東京第一銀行時代の当時の紀本部長（紀本平八（きもとへいはち：段田安則））との関係、それにタスクフォースの及原正太（のはらしょうた：筒井道隆）が絡む。さらに、金融庁検査官・黒崎駿一（くろさきしゅんいち：片岡愛之助）も情報を得ていた。そして、東京中央銀行頭取の中野渡謙（なかのわたりけん：北大路欣也）が最大のキーパースンとなる！

箕部、紀本、及原、黒崎、そして決着をつけるべく最後に名前が挙がるのが中野渡頭取！！

ネタバレその２「及原と中野渡の一騎打ちの結末は！？」

銀座のイタリアンレストラン。タスクフォースの及原正太（のはらしょうた：筒井道隆）と面しているのは中野渡謙（なかのわたりけん：北大路欣也）！　及原が中野渡を食事を誘ったのであった。及原の本題は、舞橋空港予定地の購入の件であった。

及原の目的は中野渡から債権放棄を口に出させることであった！

旧東京第一銀行（現東京中央銀行）がマンション建設資金のために箕部啓治に２０億を融資した。が、マンションではなく実際に購入したのは舞橋市内の土地、しかもそこは空港になる予定地であった。そして箕部は土地売買で莫大な金を手に入れる。さらに舞橋空港には帝国航空の定期便が飛んでいる。。。銀行は全てを知ったうえで政治家に金を貸した事実、常識外の巨額の金の貸し付け、貸した相手が進政党の箕部、なので銀行と政治家の癒着として大スキャンダルになる。

及原は銀行スキャンダルをネタに債権放棄を求め、中野渡を脅しているのであった。中野渡の地位はいうまでもなく、東京中央銀行の命運にも重大な影響を与えるのだと。。。しかし、中野渡は毅然として及原に言い放つ、債権放棄は拒否と！しかし及原は一週間後に正式回答を中野渡に求め、中野渡はそれに応じた。

及原には確信がある、最終的には中野渡は、銀行のスジである債権放棄見送りよりも銀行信用失墜の回避を意味するスキャンダル隠蔽（いんぺい）を取ると！！

及原は、中野渡は債権放棄、スキャンダル隠蔽（いんぺい）を取るという確信があった！

ネタバレその３「旧Ｔと旧Ｓの戦いと中野渡の究極の目的とは！」

検査部部長代理・富岡義則（とみおかよしのり）が東京中央銀行内の奥深い秘密の書庫から押収した極秘書類を奪還しようとする紀本一派（旧Ｔ出身一派）。紀本一派は、富岡（旧Ｓ出身一派）の個人的な弱みを使ってまでも書類をおさえようとする。

紀本一派（旧Ｔ出身一派）と富岡（旧Ｓ出身一派）の戦いにステージは移った！

特命担当の富岡（旧Ｓ出身一派）のバックに中野渡頭取がいることを知らない紀本一派（旧Ｔ出身一派）の大きな誤算があった。

東京中央銀行は東京第一銀行と産業中央銀行が合併してできた銀行（メガバンク）。今なお出身銀行ごとに派閥があり、東京第一銀行出身者を旧Ｔ（Ｔは東京第一銀行を意味）、産業中央銀行出身者を旧Ｓ（Ｓは産業中央銀行）と呼ぶ。

中野渡頭取の究極の目的は、東京第一銀行と産業中央銀行が合併してできた銀行の社内派閥の融和だ！

ネタバレその４「吠える半沢、やられたらやり返す、倍返しだ！！！」

東京中央銀行。半沢直樹（はんざわなおき：堺雅人）のもとに現れたのは帝国航空財務部長・山久登（やまひさのぼる：石黒賢）。帝国航空タスクフォース主催の合同報告会で全銀行が債権放棄見送りの宣言を出して以来、帝国航空タスクフォース側の動きがない。帝国航空の山久が言うには、今週金曜に帝国航空の大会議室で、白井大臣・箕部代議士、中野渡頭取、がそうそうたる顔ぶれが出席する会合があると。今週金曜は、及原が中野渡へ突きつけた債券放棄許諾の回答期限でもある。

キナ臭いものを感じた半沢は上司である営業第２部長・内藤寛（ないとうひろし：吉田鋼太郎）を訪れるが、内藤は深く黙考し沈黙するだけであった。

新丸ビルの和食レストラン。広報部次長・近藤直弼（こんどうなおすけ：滝藤賢一）から夕食の誘いがかかった半沢は、融資部企画グループ次長の渡真利忍（とまりしのぶ：及川光博）とともに出向く。及原がスキャンダル隠蔽をネタに中野渡から債権放棄を吐き出すという筋書きだ。

どこまでも汚いやり口に半沢は吠える！

「たとえ相手が政治家だろうと関係ない。この際、きっちり片を付けてやる。やられたらやり返す、倍返しだ！」

※ドラマ半沢直樹2020では、広報部次長・近藤直弼（こんどうなおすけ：滝藤賢一）と営業第２部長・内藤寛（ないとうひろし：吉田鋼太郎）の出演はありません。こちらのスケジュールがあるからです。「ＮＨＫなんで！」

半沢　大河影響？吉田鋼太郎＆滝藤賢一不在　今後に期待「近藤助けに来て」（デイリースポーツ）

麒麟が来ないうちに半沢に来てほしい https://t.co/VGZl3QIsfu

— まちゃ～る for SNS (@for_sns) August 19, 2020

ネタバレその５「富岡の正体がここで明らかになる！」

平河町のある中華料理店。箕部、白井、及原、三国、そして紀本がそろっていた。彼らは今週金曜の会合で作戦を練っていた。スキャンダルをくらうくらいなら５００億円の債権放棄は安いものだ、スキャンダル隠蔽をエサにマスコミの前で中野渡頭取から債権放棄を宣言させる、そんな及原の策略に居合わせた箕部は表向きには信頼を寄せる。白井は心酔するばかりだ。

しかし紀本は違っていた。箕部への融資が旧Ｔの極秘事案であることを中野渡へ知れたことが想定外のことであった。紀本の最優先事項は、全てをかぶって世を去った牧野元頭取の遺志を引き継ぎ、旧Ｔ派閥のプライドと保身しかなかった。そのとき紀本はあの盗まれた書類の行方が頭に飛び込んできた。

東京中央銀行にある秘密の奥深い書庫。紀本一派の輩は、検査部部長代理・富岡義則（とみおかよしのり）を社内ルール違反、書類隠匿の容疑で抑え込んでいた、、、と見えた。そこにふいに現れたのは半沢であった。

富岡と半沢は紀本一派の輩に対し反撃する。15年前、箕部への20億融資を無担保で検査をかいくぐって実行に移したこと、20億融資を箕部はファミリー企業に転貸して空港予定地を買い占め巨額の利益をあげたこと、、、過去に隠蔽された問題貸し出しを内偵する頭取直轄の特命担当の富岡の前に、紀本一派は完全敗北を認めるしかなかった。

しかし肝心の点が明るみに出ない。巨額利益が箕部の懐（ふところ）に流れた痕跡が無いのだ。紀本の部下はやっとのことで吐く、すべては紀本常務の管理下にあることを。富岡と半沢・田島は東京中央銀行のさらなる地下の５階に降りていく。そこには厳重な鉄扉を備えた要塞が見えた。箕部への支払いは資金洗浄されてコンサルティング料として流れていった。その総額は４億。進政党の立ち上げのため選挙資金に使われた。すべてが判明した。

東京中央銀行の頭取室。内藤は半沢がまとめた箕部啓治への旧Ｔ問題貸し出しの全容を解明した報告書を中野渡へ差し出す。中野渡は苦悩を滲ませながら沈黙を貫き通した。

富岡の正体は過去に隠蔽された問題貸し出しを内偵する頭取直轄の特命担当であった！

そして中野渡がくだす決断は？

次回はいよいよ最終章へ突入です。「終章信用の砦」をお楽しみに！