愛知・名古屋2026アジア大会の会場や中継に登場する、炎のような赤いキャラクター。「この赤いキャラは誰?」「頭の形はシャチホコ?」と気になった方もいるのではないでしょうか。
名前は「ホノホン」。第20回アジア競技大会の公式マスコットで、アスリートの心に宿る炎と、愛知・名古屋の守り神であるシャチホコがひとつになって誕生したキャラクターです。
見た目の一つひとつに地域らしい意味があります。名前の由来、歌舞伎を思わせる顔、シャチホコのような耳、青い「ウズミン」との違いまで整理します。
ホノホンは、2026年9月19日から10月4日まで開催される「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」の公式マスコットです。
大会公式の設定では、アスリートたちの心に宿る熱い思いが炎となり、愛知・名古屋の守り神であるシャチホコとひとつになって誕生しました。単なる「赤くてかわいいキャラクター」ではなく、競技への情熱と開催地・愛知の文化を合わせた存在です。
| 項目 | 公式プロフィール |
|---|---|
| 名前 | ホノホン(HONOHON) |
| 年齢 | 生まれたばかり |
| 性別 | なし |
| 出身地 | アスリートたちの心の中 |
| 性格 | いろいろなことに興味津々で、何にでも一生懸命 |
| 特技 | イメージした「音」を魔法のように鳴らす |
| 弱点 | 頑張りすぎるとすぐ眠くなる |
| 好きなこと | スポーツをすること |
| 好きな色 | 赤色 |
言葉は話せませんが、頭の中で思い描いた音を鳴らせるという珍しい特技があります。大会会場の歓声や競技の音とも相性のよい設定です。
「ホノホン」という名前は、炎の語源とされる「火の穂(ほのほ)」に由来します。火が高く立ち上がり、メラメラと燃える姿が稲穂のように見えることから生まれた言葉です。
公式資料では、「火の穂」を基にしながら親しみやすさを込めて「ホノホン」と名付けたと説明されています。「炎」からそのまま名付けたのではなく、日本語の古い表現と、呼びやすく柔らかな響きを組み合わせた名前です。
赤い体はアスリートの情熱を表し、好きな色も赤。名前と色、誕生の設定がすべて「熱い思い」という一つのテーマでつながっています。
頭の左右に伸びた部分は、角や羽ではなくシャチホコのような耳です。名古屋城の金のシャチホコで知られる、愛知・名古屋らしさが盛り込まれています。
この耳には、アジア中の子どもたちの笑い声や、アスリートへ送られる声援を聴き取る力があるとされています。大きな目には、アジア中の選手の活躍をいつでも見守るという意味があります。
ホノホンの目の周りにある赤い模様は、歌舞伎の隈取りをイメージしたものです。愛知・名古屋は、歴史的に文武や芸に秀でた「傾奇者(かぶきもの)」を生み出してきた地域であることから、デザインの着想を得ています。
炎、シャチホコ、歌舞伎という三つの要素を重ねたことで、遠くからでも分かりやすい姿になりました。ここからは編集上の見方ですが、開催地の名物を一つだけ使うのではなく、情熱・守り神・文化を一体化した点がホノホンの大きな特徴といえます。
ホノホンと一緒に、青いキャラクター「ウズミン」を見かけることがあります。似た形をしていますが、担当する大会が異なります。
| キャラクター | 担当する大会 | 主なモチーフ |
|---|---|---|
| ホノホン | アジア競技大会 | 炎とシャチホコ |
| ウズミン | アジアパラ競技大会 | 水とシャチホコ |
ウズミンは、ものづくり王国・愛知を支える「水」とシャチホコが一つになって誕生した、アジアパラ競技大会の公式マスコットです。名前は「渦」と「泉」を基にしています。
つまり、赤い炎がホノホン、青い水がウズミンと覚えると分かりやすいでしょう。2体が並ぶのは、アジア大会とアジアパラ大会を一体となって盛り上げるためです。
2026年8月末から、愛知県内の主要駅、空港、地下街、競技会場周辺などでは、ホノホンとウズミンを使った装飾が順次展開されています。オアシス21には高さ3メートルの巨大マスコットバルーンや記念撮影用モニュメントも設置される計画です。
大会が始まれば、競技会場や関連イベント、中継映像などで目にする機会が増えるとみられます。ただし、ホノホン本人が登場するイベントの日時は、その都度公式発表を確認してください。
大会の開会式は9月19日18時からですが、配信開始時刻とは差があります。視聴方法を確認したい方は、関連記事の開会式ガイドをご覧ください。
ホノホンは、炎の勢いだけを表したキャラクターではありません。選手の情熱を見守る大きな目、声援を聞くシャチホコの耳、愛知の歴史を伝える歌舞伎の隈取りまで、開催地の物語が詰め込まれています。中継や会場で見かけたら、赤い姿の細部にも注目してみてください。