Categories: テレビドラマ

ブラッサムの珠と保はなぜ北海道へ?生活費の不安と札幌行きの背景!

『ブラッサム』第6週のタイトルは「ふたり、北へ」。東京で暮らしていた珠(たま)と保(たもつ)が、今度は北海道へ向かいます。小説との出会いが広がり始めたところで、なぜ東京を離れるのでしょうか。

予告から読み取れる背景は、子どもを迎える二人が、暮らしを支える方法を探す必要に迫られたことです。保の大学、出産費用、その後の生活費。そんな不安を抱える二人のもとへ、札幌に縁のある親戚が援助の話を持ってきます。

北海道行きにつながる事情と、モデルの宇野千代が札幌へ移った史実を整理すると、今回の転機が見えやすくなります。

※第25回までの内容と、11月2日からの第6週の予告に触れます。放送前情報は10月30日公開のあらすじ紹介に基づきます。

スポンサーリンク

ブラッサムの珠と保はなぜ北海道へ?出産と生活の問題が背景に

第25回では、珠(石橋静河さん)の妊娠が判明しました。うれしい出来事ですが、二人の暮らしには、お金と学業という現実的な課題が重なります。

シネマトゥデイが紹介した第26回のあらすじでは、珠は出産を喜びながらも、木村保(きむら たもつ、金子大地さん)の大学や今後の生活を心配しています。そこへ現れるのが、叔母の照子(山田真歩さん)と、札幌の銀行で働く親戚・木村正吾(三宅弘城さん)です。

二人は出産費用や生活費の援助と結びついた提案を持ちかけます。北海道は、親戚とのつながりを通して暮らしの選択肢に入ってくる場所なのです。

ただし、確認できたあらすじ紹介では、条件の中身は「ある提案」とされています。保が大学をどうするのか、どの段階で移るのか、仕事の約束があるのかといった詳細は、本編で確かめたいところです。

出産費用だけでなく、その後の暮らしまで考える必要がある

今回の問題を考えるときは、一度必要になる出産費用と、毎日続いていく生活費を分けると分かりやすくなります。出産の費用を用意できても、その先の住まいや食事、学業をどう支えるかという課題は残るからです。

予告が保の大学にも触れていることから、二人はお金を借りるかどうかだけでなく、これからどんな生活を築くかを考える段階に来たと読めます。子どもを迎える喜びが、将来の働き方や住む場所を決めるきっかけになっているのでしょう。

スポンサーリンク

北海道行きの鍵になる正吾は、札幌の銀行に勤める親戚

正吾の役割で注目したいのは、二人が向かう土地に生活の基盤を持っていることです。東京で不安を抱える珠と保にとって、札幌で暮らす親戚からの話は、新生活を具体的に考える足掛かりになります。

ここからは予告を踏まえた考察ですが、援助は二人に安心を与える一方、生活を自分たちだけで決められるのかという問いも生みます。助けてもらえることと、望む暮らしを選べることは、いつも同じではないからです。

正吾の提案を見る際は、援助の金額以上に、何を引き受ける必要があるのか、珠と保の双方が納得できるのかに注目すると、二人の選択が理解しやすくなりそうです。

スポンサーリンク

宇野千代も札幌へ移住した?史実では夫の就職がきっかけ

珠のモデルである宇野千代(うの・ちよ)にも、北海道で暮らした時期があります。

宇野千代顕彰会が掲載する年譜では、藤村忠との結婚の翌年、忠が北海道拓殖銀行に就職したことで札幌へ移ったと整理されています。同年譜に沿うと、移住は1920年(大正9年)です。

ドラマには札幌の銀行に勤める親戚が登場し、史実には夫の銀行への就職があります。北海道での生活を、家族や仕事の縁が支えるという点に共通する背景を見いだせます。

比較する点ドラマの予告で確認できること宇野千代の年譜にあること
移動の背景妊娠後の生活・学業への不安と、親戚からの援助の提案夫・藤村忠の北海道拓殖銀行への就職
札幌との接点銀行に勤める親戚・木村正吾夫の勤務先
小説との関係珠が執筆に取り組む中で生活の転機を迎える1921年に懸賞小説で一等入選

ドラマは宇野千代をモデルとした物語であり、登場人物や出来事がすべて年譜どおりというわけではありません。正吾の提案の内容や珠の出産を巡る展開まで、史実から逆算して決めつけずに見たいところです。

スポンサーリンク

札幌行きは小説家の夢から遠ざかることなのか

東京で文学に触れていた珠が移住すると聞くと、作家になる機会を手放してしまうようにも感じます。しかし、宇野千代の歩みを見ると、札幌での暮らしは作家人生につながる時期でした。

顕彰会の年譜は、1921年に『脂粉の顔』が『時事新報』の懸賞小説で一等に入選したことを記しています。国立国会図書館の人物紹介でも、同年の懸賞小説当選が作家生活につながる出来事として挙げられています。

この史実を踏まえると、珠の北海道行きも、暮らしを整えることと書き続けることがどう両立するのか、という視点で楽しめます。東京に残ることだけが、夢へ近づく方法とは限らないのです。

もちろん、新生活では慣れない土地や人間関係への対応も必要になります。援助によって安心して書けるのか、それとも新たな役割が増えるのか。珠がどのように自分の時間と意志を守るかが、北海道編の注目点になりそうです。

スポンサーリンク

まとめ

珠と保の北海道行きの背景には、子どもを迎えるための出産費用・生活費と、保の学業の問題があります。予告では、札幌の銀行に勤める正吾と照子が、二人に援助を伴う提案を持ちかけます。具体的な条件は放送で確認する必要があります。

史実の宇野千代は、夫の就職をきっかけに札幌へ移り、その後、懸賞小説で評価されました。第6週では、二人が暮らしのために何を選ぶのか、そして珠が小説とどう向き合い続けるのかに注目したいですね。

『ブラッサム』記事

▼『ブラッサム』人気記事ランキングはコチラ!

参考資料

ムービー杉本|運営者

テレビ・映画・ドラマ・アニメ、芸能、スポーツを中心に、話題のニュースや気になる疑問を分かりやすく整理しています。公式発表や信頼できる情報を確認し、人物関係や背景、過去との違いまで丁寧に解説。読んだあとに「なるほど」と納得できる記事を目指しています。