『VIVANT』の別班奪還作戦で、通信機器を操る太田梨歩、東条翔太、フィルザ。乃木たちが敵地を走り回る一方、3人はどこから作戦を支えていたのでしょうか。
公式の振り返り記事で確認できる拠点は、ゴルバド国境近くにある古城です。乃木たちが仲間を救出するシャキ城とは役割が異なり、通信を監視・操作する後方の拠点として描かれています。
場所を整理すると、離れたところにいる3人が、なぜ救出の成否を左右するほど重要なのかも見えてきます。第18~20話の公式解説を軸に、作戦の配置を振り返ります。該当話のネタバレを含みます。
太田・東条・フィルザの拠点は国境近くの古城

TBSが公開した第19話の振り返りでは、太田が東条、フィルザとともに国境近くの古城で通信を監視していたと説明されています。太田は村からの発信を捉え、遮断するとともに番号を特定しました。
この配置は第19話で突然できたものではありません。第18話の公式リポートにも、ゴルバド国境近く(ゴルバドから300m離れた地点)の後方拠点でフィルザが太田と東条を迎える場面が紹介されています。
つまり、3人がいる部屋は、救出の途中で偶然見つけた避難場所ではなく、作戦に備えて用意された通信支援の拠点と整理できます。
シャキ城と通信拠点の古城はどう違う?
作戦には複数の場所が登場するため、「城」という言葉だけで追うと混乱しがちです。まずは、そこで誰が何をしているかを分けると分かりやすくなります。
| 場所 | 作戦上の位置づけ |
|---|---|
| シャキ城 | 捕らわれた仲間を救出するため、乃木たちが攻略する場所 |
| 国境近くの古城 | 太田・東条・フィルザが通信面から作戦を支える後方拠点 |
| ゴルバド・ルモー地区の管理施設 | 第18話でフィルザが送信機を仕掛けた場所 |
特に、フィルザが潜入した管理施設と、太田たちと机を並べる古城は分けて考える必要があります。現地で仕込みをする場面と、その仕込みを使って離れた場所から支える場面がつながっているのです。
太田・東条・フィルザは古城から何をしていた?

太田と東条は通信を通じて前線を支える
第20話のTBS公式解説でも、後方にいる東条による通信の遮断や、太田によるシンシー本部へのハッキングが取り上げられています。太田は地対空ミサイルの無力化にも関わりました。
ここからは作戦の意味についての考察です。乃木たちが現場の敵を突破しても、その動きがすぐ本部へ伝われば、先回りされる危険が増します。通信を扱う側には、現場が動く時間をつくる役割があると読めます。
銃撃や突入が目立つ作戦ですが、その背後では情報を伝えさせないための攻防も進んでいます。古城の3人は、現場の状況を眺めているだけではありません。
フィルザは現地での準備と通信支援をつなぐ
第18話の公式リポートでは、フィルザが太田と東条から託された送信機を、ルモー地区の管理施設の配電盤に仕掛けたことが紹介されています。
フィルザの働きを見るうえで大切なのは、パソコンの前に座る姿だけではなく、その前に現地で動いていたことです。技術を使える状態にする準備も、作戦の一部でした。
なお、TBSの解説でフィルザは別班員・田代久美子のエージェントとされています。東条は警視庁サイバー犯罪対策課、太田はブルーウォーカーの名を持つハッカー。同じ場所で働く3人を、全員が同じ所属の別班員と捉えるより、それぞれの立場を生かした協力チームと見ると関係が整理できます。
古城の所在地とロケ地は同じ意味ではない
「あの古城はどこ?」という疑問には、物語の中での所在地と、撮影に使った実在の建物という二つの意味があります。
今回の公式資料で押さえられるのは、物語上の「ゴルバド国境近くの後方拠点」という位置づけです。町名、国境からの正確な距離、撮影施設の名称までは確認できませんでした。
ネット上では群馬県のロックハート城とするロケ地紹介もあります。ただし、今回確認した番組・施設の公式資料では、この場面の撮影場所としての裏付けを取れていないため、本記事では確定情報として扱いません。
見た目が似た建物を見つけることと、作中でその建物がどこにある設定なのかは別の話です。まず作戦上の位置を押さえ、そのうえで撮影場所の情報を重ねると、物語と現実の地理を混同せず楽しめます。
離れた拠点にいることが奪還作戦の見どころ

ここからは演出についての考察です。現場の乃木たちと、通信を担う太田たちが離れているからこそ、一方の成功だけでは作戦が完成しない緊張感が生まれています。
現場が前へ進むには、通信側が障害を取り除く必要があります。逆に、通信側が準備を整えても、現場で人を救い出す仲間がいなければ目的は達成できません。古城は、この協力関係を見せるためのもう一つの重要な舞台です。
なお、後の場面で乃木たちと3人が一緒に映ったとしても、それだけで救出中から同じ場所にいたことにはなりません。いつ合流したかは、場面ごとの描写で追う必要があります。予告だけで移動時点を決めずに見ると、配置の違いを保ったまま物語を追えます。
まとめ
太田・東条・フィルザが通信を監視していたのは、公式の第19話解説によると国境近くの古城です。第18話から用意されていた後方拠点であり、乃木たちが攻略するシャキ城とは分けて整理できます。
3人の役割は、現場への支援と敵側の通信への対処です。フィルザの現地での仕込み、太田と東条の技術、乃木たちの行動がつながって救出を支えています。所在地の細部や撮影施設名は未確認ですが、「どこで、何を支えていたか」を押さえると、奪還作戦の全体像が見えやすくなります。
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