男子バレー日本代表は、2026年9月12日のアジア選手権準決勝で韓国を3-0で下し、決勝進出を決めました。最後の相手は、アジアの強豪イランです。
「イラン戦に勝てばロサンゼルス五輪出場が決まるの?」「負けたら五輪へ行けないの?」と気になっている人も多いでしょう。
結論からいうと、日本は9月13日の決勝でイランに勝てば、2028年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得します。3-0、3-1、3-2のどのスコアでも、試合に勝ってアジア王者になれば決定です。
ただし、決勝で敗れても五輪への道が消えるわけではありません。日本はすでにアジア選手権2位以内を確定させ、2027年FIVBバレーボールワールドカップへの出場枠を確保しています。
この記事では、イラン戦の勝敗で何が決まるのか、敗れた場合に残る二つの五輪出場ルートまで整理します。
男子バレー日本はイラン戦に勝てば五輪出場決定
| 決勝の結果 | ロス五輪 | 2027年ワールドカップ |
|---|---|---|
| 日本が勝利 | 出場権獲得 | 出場枠を確保 |
| 日本が敗戦 | この試合では決まらない | 出場枠は確保済み |
2026年アジア選手権は、優勝チームにロサンゼルス五輪の出場権が与えられる大会です。日本とイランはともに決勝まで勝ち上がったため、9月13日の一戦はアジア王者と五輪切符を同時に決める直接対決になりました。
決勝進出だけでは五輪出場は確定しません。アジアから今回の大会を通じて直接出場できるのは優勝国だけで、準優勝には五輪切符が与えられないためです。
セットカウントは関係なく、試合に勝てば決定
予選ラウンドでは、3-0や3-1の勝利と3-2の勝利で勝ち点が異なります。しかし決勝は、順位を決める一発勝負です。
日本が3セットを先に取り、試合に勝てば優勝です。フルセットの3-2でも条件は変わらず、ロス五輪出場権を獲得します。
日本は韓国にストレート勝ちして五輪へ王手
日本は準決勝で韓国に3-0(25-13、25-11、25-14)で勝利しました。第1セットと第2セットはいずれも序盤の7連続得点で主導権を握り、第3セットも逆転して突き放しています。
石川祐希選手が15得点、髙橋藍選手が14得点、西田有志選手が10得点を挙げました。大会初戦のオマーン戦で1セットを失った後は、バーレーン、オーストラリア、インド、韓国をすべてストレートで破っています。
| 段階 | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 予選第1戦 | オマーン | 3-1で勝利 |
| 予選第2戦 | バーレーン | 3-0で勝利 |
| 予選第3戦 | オーストラリア | 3-0で勝利 |
| 準々決勝 | インド | 3-0で勝利 |
| 準決勝 | 韓国 | 3-0で勝利 |
イランも準々決勝でチャイニーズタイペイ、準決勝でオーストラリアをそれぞれ3-1で破って決勝へ進みました。日本にとっては、開幕前から予想されたアジアのライバルとの最終決戦です。
日本対イランの決勝は何時?放送予定は?
男子アジア選手権決勝の日本対イランは、2026年9月13日(日)19時30分開始予定です。会場は福岡県の北九州市立総合体育館です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対戦 | 日本対イラン |
| 試合開始 | 9月13日(日)19時30分予定 |
| 会場 | 北九州市立総合体育館 |
| 地上波 | フジテレビ系列で19時から放送予定 |
| ネット配信 | TVer、FODなど |
放送・配信時刻は変更される場合があるため、視聴前に当日の番組表や公式ページで確認してください。
イランは勝てる相手?近年は日本が勝利
確認できる近年の主要大会では、日本はイランに勝っています。
2023年のアジア選手権決勝では、日本が開催国イランを3-0で下して優勝しました。2026年6月のネーションズリーグでも、日本はイランに3-2で勝利しています。
ただし、ここからは試合展開についての分析です。2023年の決勝がストレート勝ちだったとしても、今回も同じ結果になる保証はありません。2026年のネーションズリーグではフルセットまでもつれており、イランは高さと強いサーブで日本を崩せる相手です。
一方、日本は韓国戦で石川祐希選手、髙橋藍選手、西田有志選手がそろって得点し、サーブとブロックでも流れをつかみました。決勝では、イランの強打を受けに回らず、サーブで先に崩せるかが一つの焦点になりそうです。
イラン戦に負けたらロス五輪へ行けない?
イランに敗れた場合、アジア選手権優勝による五輪直通ルートは失います。しかし、ロサンゼルス五輪出場の可能性そのものがなくなるわけではありません。
FIVBが示した出場資格制度では、開催国アメリカを含む12チームが、次の流れで決まります。
| 出場ルート | 枠 | 条件 |
|---|---|---|
| 開催国 | 1 | アメリカ |
| 2026年各大陸選手権 | 5 | 各大陸の優勝国 |
| 2027年FIVBワールドカップ | 3 | 未出場決定国のうち最終順位上位3チーム |
| 2028年FIVB世界ランキング | 3 | VNL予選終了後、未出場決定国の上位3チーム |
日本は2027年ワールドカップ出場枠を確保
アジア選手権の上位3チームには、2027年FIVBバレーボールワールドカップの出場枠が与えられます。日本は決勝進出によって2位以内が確定したため、この枠はすでに確保しています。
仮にイラン戦で敗れても、2027年ワールドカップで未出場決定国のうち上位3チームに入れば、その大会からロス五輪出場を決められます。
最後は2028年の世界ランキング枠
ワールドカップでも決められなかった場合は、2028年ネーションズリーグ予選終了後のFIVB世界ランキングが最後のルートです。すでに出場権を得た国を除く上位3チームが五輪へ進みます。
日本は世界上位を維持していますが、ランキング枠は約2年先まで国際大会の結果を積み重ねる必要があります。負傷や一時的な不調の影響も受けるため、今回の決勝で早く切符を取る価値は大きいといえます。
五輪出場決定でも出場選手が確定するわけではない
イラン戦に勝った場合に決まるのは、男子バレー日本代表としての五輪出場枠です。石川祐希選手、髙橋藍選手、西田有志選手ら現在のメンバー全員が、個人としてロス五輪代表に内定するわけではありません。
五輪本大会の登録メンバーは、今後の国際大会や所属クラブでの状態などを踏まえて改めて選考されます。「日本の出場決定」と「各選手の代表入り」は分けて考える必要があります。
まとめ
男子バレー日本代表は、9月13日のアジア選手権決勝でイランに勝てば、2028年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得します。セットカウントに条件はなく、3-2でも試合に勝って優勝すれば決定です。
一方、決勝進出だけでは五輪出場は確定しておらず、イランに敗れれば今回の直接出場枠は得られません。ただし、日本は2027年ワールドカップの出場枠をすでに確保しており、その大会と2028年世界ランキングという二つのルートが残ります。
2023年アジア選手権と2026年ネーションズリーグでは日本がイランに勝っていますが、直近の対戦はフルセットでした。ロス五輪へ最速で進むために必要なのは、最後の1勝です。
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参考資料
- フジテレビ「買取大吉 バレーボール アジア選手権2026」
- TBS NEWS DIG「バレー男子日本代表、韓国にストレート勝ち ロス五輪まであと1勝」
- FIVB「All you need to know about the 2025-2028 volleyball calendar!」
- 日本バレーボール協会「ホームのイランにストレートで勝利し、3大会ぶりの優勝」
- Olympics.com「男子日本代表、アジアの強豪イランをフルセットで下す」






