紅白2026で芦田愛菜さんが初司会と聞いて、「小さいころにも紅白に出ていなかった?」と思った方もいるのではないでしょうか。
その記憶は合っています。芦田さんは2011年に歌手として出場し、2022年にはゲスト審査員を務めています。2026年に初めて挑むのは、番組を進行する司会です。
同じ紅白への出演でも、歌う人、ステージを見届けて審査する人、番組をつなぐ人では役割が変わります。これまでの出演を並べると、今回の「初」の意味がすっきり分かります。
紅白2026の芦田愛菜は初出演ではなく初司会

10月9日の司会発表では、芦田愛菜さん、堺雅人さん、二宮和也さん、鈴木奈穂子アナウンサーが2026年の司会として紹介されました。NHK財団のステラnetに掲載された芦田さんのプロフィールでも、2011年と2022年の紅白出演歴を確認できます。
| 年・開催回 | 芦田愛菜さんの役割 | 押さえたい点 |
|---|---|---|
| 2011年・第62回 | 歌手 | 「マル・マル・モリ・モリ!」で出場 |
| 2022年・第73回 | ゲスト審査員 | 歌手とは異なる立場で参加 |
| 2026年・第77回 | 司会〈予定〉 | 紅白の司会を務めるのは初めて |
この表は、今回の発表で紹介された出演歴を役割別に整理したものです。「初司会」は、過去に紅白へ出たことがないという意味ではありません。2026年分は、12月31日の放送で担当する予定として記載しています。
2011年は「マルモリ」を歌った7歳の芦田愛菜
歌手として紅白に出場したのは、ドラマ『マルモのおきて』が放送された2011年です。当時のNHKの曲目発表を伝えた報道には、芦田愛菜さんと鈴木福さんが、同作の主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」を披露すると記されています。
芦田さんは当時7歳。2026年の司会発表に寄せられた番組側のコメントも、このころの歌唱に触れています。幼いころのステージは、今回の紅白へとつながる出演歴の出発点です。
「マルモリで出ていたはず」という記憶と「初司会」というニュースは、どちらも成り立ちます。2011年は歌を届ける出演者で、今回は番組全体の流れを支える側へ回る。その変化が、今回の発表の見どころです。
2022年はゲスト審査員として紅白に参加
2022年の第73回では、芦田さんはゲスト審査員として参加しました。同年12月21日のNHKの発表を伝えるオリコンニュースにも、ゲスト審査員10人の一人として名前が掲載されています。
ゲスト審査員は、ステージを見届け、審査に参加する立場です。曲を披露する歌手や、番組の進行を担う司会とは役目が異なります。
つまり、芦田さんと紅白の関係は「子役時代に歌って、その後は2026年まで接点がなかった」というものではありません。歌手として出演したあと、審査する立場でも番組に参加していたことになります。
歌手・審査員・司会で変わる、紅白との関わり方
三つの役割を比べると、歌手は自分の歌やパフォーマンスを届け、ゲスト審査員はそれを受け止めて審査し、司会は出演者と視聴者をつなぎながら番組を進めます。
ここからは、この出演歴を踏まえた見方です。芦田さんの場合、同じ番組を違う立場から経験してきたことが、今回の司会を楽しみにする一つの理由になりそうです。自分が歌う時間だけでなく、ほかの出演者が輝く場面にどう言葉を添えるのかにも注目できます。
ただ、出演経験があれば司会の難しさがなくなるわけではありません。歌手や審査員の経験を、そのまま司会の経験として数えることもできません。だからこそ、なじみのある舞台でありながら、新しい挑戦でもあるのです。
2026年も「マルモリ」を歌うことになる?
今回発表された芦田さんの役割は司会です。この司会発表には、「マルモリ」を再演するという案内はありません。過去の歌唱が紹介されているのは出演歴としてで、2026年の演目発表ではありません。
歌手としての出場、司会への起用、特別企画への参加は、それぞれ確認する情報が違います。今後の発表を見るときも「どんな役割で出るのか」に注目すると、懐かしい記憶と今年の予定を混同せずに楽しめます。
まとめ
紅白2026の芦田愛菜さんは、紅白への出演そのものが初めてではなく、司会が初めてです。2011年は歌手、2022年はゲスト審査員、そして2026年は司会を務める予定となっています。
歌う側から、見届ける側へ、さらに番組をつなぐ側へ。同じ紅白で変わってきた立ち位置を知ると、「初司会」という短い言葉の中にある新しい挑戦が見えてきます。
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