日本シリーズで延長戦に入ると、「今日は何回まで続く?」「引き分けになったら優勝はどう決まる?」と気になりますよね。
2026年の日本シリーズは、第7戦までは延長12回で打ち切り、第8戦以降は延長回数の制限なしです。第7戦までの試合で12回を終えて同点なら、その試合は引き分けになります。
もう一つ押さえたいのは、日本一になる条件が4勝先取であること。引き分けが一度あっても、必ず第8戦まで行うわけではありません。回数のルールとシリーズ全体の勝敗を、具体例で整理します。
日本シリーズ2026の延長は、第7戦までは12回まで
▼日本シリーズ2026:ソフトバンクvsDeNAは3戦連続の延長戦となった!(10月27日時点)
日刊スポーツが掲載した2026年の開催要項と、パ・リーグ.comに掲載されたスポーツ報知の記事では、延長回数は次のように示されています。
| 対象の試合 | 延長回数 | 同点が続いた場合 |
|---|---|---|
| 第1戦~第7戦 | 12回まで | 12回終了で引き分け |
| 第8戦以降 | 回数制限なし | 12回で同点でも、回数を理由とする打ち切りはしない |
「延長12回」は、通常の9回が終わってからさらに12イニング行う、という意味ではありません。試合全体の12回までなので、9回終了時に同点なら10回、11回、12回と進みます。
もちろん、途中で勝敗が決まればその時点で終了です。例えば10回裏に後攻のチームが勝ち越せばサヨナラ勝ちとなり、12回まで続ける必要はありません。
「日本シリーズは15回まで」という記憶がある理由
スポーツ報知によると、2017年までは延長15回まで行われていましたが、2018年から第7戦までの上限が12回になりました。
過去の名勝負を覚えている方ほど、15回という数字が浮かぶかもしれません。2026年の観戦では、まず「第7戦までは12回」と押さえておけば迷いにくくなります。
引き分けは勝利に数えず、先に4勝したチームが日本一
横浜DeNAベイスターズの2026年日本シリーズ特設サイトでも、大会は4勝先取と案内されています。引き分けでは、どちらのチームにも勝利は加わりません。
例えば、Aチームが3勝、Bチームが2勝、引き分けが1試合なら、6試合を終えていても優勝はまだ決まっていません。Aチームはあと1勝、Bチームはあと2勝が必要です。
ここで大事なのは、「何試合行ったか」と「何勝したか」を別々に数えることです。引き分けも第何戦という試合数には含まれますが、4勝に近づく一勝にはなりません。
引き分けた試合を、翌日に最初からやり直すわけではない
第2戦が引き分けで終わった場合、その結果を残したまま次は第3戦へ進みます。「第2戦をもう一度行い、勝った方へ一勝を付ける」という数え方ではありません。
そのため、予定されていた7試合を終えても、どちらも4勝に届かない場合があります。そこで必要になるのが第8戦です。
第8戦の条件は、第7戦終了時にどちらも4勝していないこと
2026年の開催要項を掲載した日刊スポーツによると、引き分けがあり、第7戦で優勝が決まらない場合に第8戦を行います。
つまり、引き分けの発生だけでは開催は確定しません。第7戦を終えた時点でも、どちらも4勝に達していないことがポイントです。
以下は、4勝先取のルールから計算した仮の例です。2026年の実際の結果を示した表ではありません。
| 第7戦終了時の成績の例 | 優勝 | 第8戦 |
|---|---|---|
| Aが4勝、Bが2勝、1引き分け | Aが優勝 | 行わない |
| Aが3勝、Bが3勝、1引き分け | 未決定 | 行う |
| Aが3勝、Bが2勝、2引き分け | 未決定 | 行う |
1引き分けで3勝3敗なら、第8戦の勝者が4勝目を挙げ、日本一になります。一方、2引き分けで3勝2敗の場合は、第8戦で2勝側が勝つと3勝3敗となり、さらに第9戦が必要になります。
「第8戦なら必ず優勝が決まる」とも限らないのは、このためです。追加試合の必要性は、その時点の勝利数で判断できます。
第8戦はいつ、どこの球場で行う?
当年の開催要項では、第8戦は第7戦の翌日に、第7戦と同じ球場で行うとされています。さらに第9戦が必要な場合は、移動日を1日設け、もう一方のチームの球場へ移ります。
DeNA公式サイトに掲載された2026年の日程では、第7戦は11月1日、横浜スタジアムです。この予定どおり進み、第8戦が必要になれば、11月2日に横浜スタジアムで行う計算になります。
これは日程と規定を組み合わせた条件付きの整理です。第8戦の開催そのものや開始時刻が決定したという意味ではなく、途中の順延があれば日付も変わります。
雨天中止による順延と、引き分けによる追加試合は違う
雨天などで中止になった試合は、その球場で順延する扱いです。例えば第6戦が中止になれば、次に行うのは引き続き第6戦であり、中止になっただけで第8戦が生まれるわけではありません。
観戦予定を確認するときは、「試合の日付が後ろへずれた」のか、「決着に必要な試合が増えた」のかを見ると整理できます。前者は順延、後者が引き分けを含む勝敗状況による追加試合です。
2026年10月28日朝の時点で、第8戦は決まっている?
第8戦の開催は決まっていません。DeNA公式サイトの試合結果では、第3戦までソフトバンクが3勝、DeNAが0勝で、引き分けはありません。
この状況からソフトバンクがもう1勝すれば、4勝に到達してシリーズは終了します。第4戦が引き分けになったとしても、それだけで第8戦まで続くとは言えません。
今後の結果を見る際は「引き分けが何試合あるか」に加え、「先に4勝へ届くチームがあるか」を確認するのが分かりやすい見方です。
まとめ
日本シリーズ2026は、第7戦までは延長12回まで。12回終了時に同点なら引き分けとなり、第8戦以降は延長回数の制限がなくなります。
優勝の条件は4勝先取です。引き分けがあっても、7戦以内にどちらかが4勝すれば終了します。第8戦が必要なのは、第7戦を終えても優勝が決まらない場合です。
回数の上限、勝利数、追加試合の条件を押さえておくと、接戦の終盤もシリーズの行方を追いやすくなります。
「プロ野球」記事
- 10月25日のVIVANT放送時間と日本シリーズ中継延長時の案内(10月25日放送分の記事)
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