【銀翼のイカロス】の結末！ネタバレ半沢直樹ドラマ原作の「終章 信用の砦」！

 

【銀翼のイカロス】の結末です！ネタバレを含む「終章 信用の砦」（ドラマ半沢直樹2020原作の結末）のあらすじをお届けします！

ついに【銀翼のイカロス 終章 信用の砦】で最終結末に至りました。正義と正道の不屈のバンカー半沢直樹たちと国家権力との最終決戦、そして中野渡頭取の最終決断はいかに！

原作を読みながら、テレビドラマを観ながら、毎回半沢直樹に感動し、涙し、楽しんでます。原作とドラマの違いも踏まえて、どうぞ最後までお楽しみください！

 

▼ドラマ半沢直樹2020の後半の原作「銀翼のイカロス」の全体のあらすじはこちら！

 

【銀翼のイカロスの結末】「 終章 信用の砦」完全ネタバレ！ 忙しい人でも５分でわかるようにまとめてみた！

 

前作【ロスジェネの逆襲】で「東京中央銀行」の戦略ミスを見破った半沢直樹は、出向先の「東京セントラル証券」から古巣の「東京中央銀行」へ返り咲いた。しかしまたしても半沢の前に現れる強大な難敵たち！

 

新たな相手は巨大権力！最大にして最強の敵にどう立ち向かっていくのか、半沢直樹！

 

▼これまでの記事はこちら！　まだ未読の方はぜひ読んでください。

 

 

 

 

▼「銀翼のイカロス 終章 信用の砦」の結末のネタバレはここから！
※あらすじ・ネタバレの説明は、あくまで原作を「主」としてます。しかし、テレビドラマの進行により、必要に応じて内容を追記・修正します。

 

ネタバレ：富岡が中野渡へ渡した「富岡レポート」、これで中野渡のハラは決まった！

 

富岡と男ひとり、二人は酒を酌み交わしていた。

東京中央銀行・検査部、出世から外れた銀行員が行くつく先の「象の墓場」と呼ばれる検査部に7年間も在籍している部長代理こそが、富岡義則（とみおかよしのり）であった。

富岡と男ひとり、二人は店で飲んでいた。酒を酌み交わしていた富岡ともう一人の男は、全てを背負って命を絶った牧野・元副頭取を語りあった。

そして、富岡は分厚い報告書をカバンから取り出し、男に渡した。

富岡から男へ渡された「富岡レポート」には、旧Ｔ（旧東京第一銀行）の不正融資問題の全てが暴露されていた。

この「富岡レポート」を目を通したあと、男はひとつの大きな決断をくだした。。。この男こそが中野渡頭取であった。

 

富岡が中野渡へ渡した「富岡レポート」、これで中野渡のハラは決まった！

 

▼「富岡レポート」をめぐる原作とドラマの相違。しかし「バンカーの矜持」というテーマは原作もドラマも永遠不滅！

 

ネタバレ：帝国航空財務部長・山久は懸命に再建に向けて働いていた、山久の覚悟に半沢は安堵し確信する！

 

半沢は、羽田空港・帝国航空整備工場に財務部長・山久登（やまひさのぼる：石黒賢）を訪ねていた。半沢の目的とは、、、

帝国航空が凋落した原因は多々あった。。。給料が無駄に異常に高い、ハイヤーを使った出勤といった無駄な経費を湯水のように使い、顧客に向いていない無駄なプライドの高さ、自分たちの権利ばかりを主張し、あげく政治の道具に利用され、幹部の経営判断は杜撰（ずさん）を極め、ひとひとりの社員は危機感さえ抱かなくなった。。。時流に取り残されていったのは必然であった。

しかし今は違う。山久を始め、帝国航空の社員ひとりひとりが懸命に働く姿を見届けた半沢は再建に向けて帝国航空は立ち直ると確信した！！

 

半沢は山久の懸命な努力に、帝国航空の将来に安堵し、自主再建の成功を確信をする！

 

そして半沢と山久はふたり帝国航空本社ビル２５階の大会議室へ向かっていった。そこでは、これから、白井、箕部、及原、マスコミの目の前で、中野渡頭取が債権放棄可否の最終決断を声明する場が用意されていた。

 

いよいよ「白井、箕部、及原」対「半沢」の最終決戦が始まる！

 

▼帝国航空・財務部長・山久登（やまひさのぼる：石黒賢）、善良なる山久の覚悟がほとばしる！

 

ネタバレ：クライマックス！箕部・白井・及原 対 半沢の最終決戦が始まる！

 

【銀翼のイカロス】最大のクライマックスが始まる。

白井、箕部、及原らの「帝国航空再生タスクフォース」の思惑は、マスコミの目の前で、中野渡頭取が直に債権放棄を宣言、帝国航空再生は大きく前進、ライバル政党である憲民党が長い間になしえなかった帝国航空再建を発足したばかりの進政党がやり遂げる、そして進政党はよくやっている、凄いと国民に植え付ける、そんな筋書きであった。

しかし、及原らの前に現れたのは中野渡頭取ではなく、、、半沢であった！

 

現れたのは中野渡頭取ではなく、、、半沢！

 

白井大臣、箕部代議士、及原、大勢のマスコミの前で、中野渡代理の半沢は堂々と、東京中央銀行は債権放棄を放棄すると言い放つ！

怒り狂う箕部と白井と及原は、世論を武器に半沢に反撃する。

半沢は、帝国航空は自主再建が可能であるのに、無理やり自主再建の芽を潰し、政治家の欲のために帝国航空再建をエサにしていると、一歩も引かない。

及原は最後の切り札を半沢に突きつける。東京中央銀行のスキャンダルというカードを！

 

少年時代に受けた屈辱は忘れない！銀行への私怨の塊！及原正太（のはらしょうた）は渾身の一撃を半沢へ向けた！

 

▼銀行への私怨の塊、「帝国航空再生タスクフォース」リーダー・及原正太（のはらしょうた：筒井道隆）

 

 

ひるむかと思われた及原の思惑とは裏腹に、半沢はいっこうに意に介さない。東京中央銀行スキャンダルを白日の下にさらす！返す刀で箕部・白井・及原を打ち取る覚悟だ。

さらにさらに、半沢みずからが自身のいる組織のスキャンダルをマスコミのまえに暴露する大勝負にでる！

そして、半沢と箕部の戦いは核心へと向かっていく。政治とカネの闇の世界へ。。。

１５年前の紀本と箕部から端を発した不正融資の事実、、、マンション建設資金２０億の舞橋空港予定地購入の裏側、舞橋ステートをトンネルとした巨額の利益の錬金術、結局金は選挙運動に使われたが政治資金収支報告書に記載なし、、、政治とカネの真実の全てが半沢の言葉でメディアによって日本国中に流れた！

ここまで暴かれると箕部に反撃する言葉はこれしかない、「証拠はあるのか！証拠を出せ！」

 

ここまでくると箕部のあがきはこれしかない「証拠を出せぇ！」

 

はたして、半沢が出した証拠は、紀本らが必死に隠蔽（いんぺい）した段ボールの中の書類、舞橋ステートへの送金記録！

箕部の顎が音を立てて落ちた！

 

またしても超極秘の報告書が日本国中にさらけ出された。箕部の顎がガクンと音を立てて落ちた！

 

たまらなく箕部は会場の外へ小走りに出た、逃走したのだ。

そして、半沢は東京中央銀行スキャンダルという血を浴びながらも勝利した。

 

白井は反論の余地もなく撃沈、箕部は無様（ぶざま）に会場から遁走。及原の作戦は大失敗。そして半沢は勝った、銀行スキャンダルという大きな代償と引き換えに！

 

▼箕部対半沢の最終決戦！

 

 

ネタバレ：紀本は全てを白状することを決め、辞任。。。中野頭取は、、、

 

時は同じ頃の東京中央銀行。紀本常務は中野渡頭取から部屋に来るように命じられた。中野渡頭取は債権放棄に同意することを宣誓するために帝国航空に行っているはずなのに。。。

頭取室に着いた紀本の前には、中野渡頭取のすぐ近くに検査部の富岡が座っている。中野渡は半沢は帝国航空再建の担当であることを念押しし、債権放棄見送りは決定事項だと紀本に告げる。

そして、中野渡は例の黒い暴露報告書「富岡レポート」を紀本に読ませる。トップシークレットで隠蔽してきた書類が紀本の目に飛び込んできた。旧東京第一銀行の不正乱脈融資はもう隠しきれない事実を悟る紀本であった。

紀本は紀本でバンカーとしての正義を語るのであるが、、、しかし、牧野旧頭取（旧東京第一銀行、東京中央銀行では副頭取）の尊い命も含めて、間違った正義を貫いてきたことを悟った紀本は観念した。紀本にもバンカーとしての矜持は残っていたのか。。。紀本は中野渡に諭され、社内コンプライアンス室へ出向き、全てを告白することを決めた。

 

紀本はその後、社を引責辞任する。

 

▼紀本平八（きもとへいはち：段田安則）、NHK大河ドラマ真田丸でも堺雅人にフルボッコされる役回りの段田安則でありました。

 

 

ネタバレ：白井の野望は砕け散り、辞任！箕部は離党！

 

的場一郎（まとばいちろう）内閣総理大臣に呼ばれた白井亜希子（しらいあきこ：江口のりこ）
進政党国土交通大臣。

的場総理は、進政党のクリーンなイメージが大きく毀損（きそん）したこと、勝手に「帝国航空再生タスクフォース」を立ち上げたこと、タスクフォースに費やした金も帝国航空へ付け回したこと、成果も何もあげれなかったこと、箕部の政治資金の一部を白井が受け取ったこと、、、次から次へと白井を責め、最後に政治家としてのけじめを突き付け、白井の辞任を促した。

 

帝国航空再建を果たし、ゆくゆくは総理大臣の座へ、、、白井の野望は打ち砕かれた。

白井は国交大臣を辞任した。箕部は進政党から離党した。

 

▼原作とは違い、テレビドラマでは白井大臣がどのように立ち振る舞うかも楽しみ！ひょっとして、、、もありえます。秘書の笠松役の大島も見ものです！（児嶋だよぉ）

 

ネタバレ：及原は何処に？ふたたび半沢と決着をつける時がくるのか？

 

白井大臣の辞任により「帝国航空再生タスクフォース」は瓦解した。

中心メンバーの及原・三国たちの消息は不明のままである。

この後、ヘビのような粘着質の及原は半沢と相まみえることになるのか。。。

 

「帝国航空再生タスクフォース」解散の後の及原の行く方は不明。。。再度半沢と対峙することになるのか？

 

▼筒井道隆も堺雅人もまだ若い、いずれ再戦もあり得るかも。。。

 

ネタバレ：黒崎の「舞橋ステート情報リーク」！これが大きなターニングポイントになった！

 

金融庁での記者会見は、大物政治家・箕部と銀行トップ・東京中央銀行の政治とカネの大スキャンダルということで世間の瞠目を集めた。

金融庁記者会見に参列した半沢は視線を感じた。その先には、はたして黒崎がいた。

そもそも、この男、黒崎の「舞橋ステート情報リーク」がなければ今回のスキャンダルもなにも明るみにならなかった。

黒崎こそが霞が関の縦割りの弊害に一石を投じたのであった。

たしかにそれもあったかもしれない、しかし黒崎の心には進政党への恨みを晴らした面も大きかったに違いない！

黒崎は、帝国航空再建は企業再生支援機構に任されることを半沢に告げ、いずことなく消えていった。

 

黒崎の半沢への「舞橋ステート情報リーク」！これがなければ半沢の勝利もなかったであろう！

 

▼金融庁検査官・黒崎駿一（くろさきしゅんいち：片岡愛之助）の予想年収↓↓↓

 

ネタバレ：バンカーたちの行き着く先：中野渡頭取は？

 

東京中央銀行の頭取室。政治とカネの大スキャンダルも落ち着きを見せはじめのころ、半沢は中野渡頭取に呼ばれた。

中野渡は半沢の尽力に対し労い（ねぎらい）の言葉をかけた。そして半沢に語る。中野渡としての責任、けじめとは？

中野渡は頭取を辞任することを決めた。

中野渡頭取は、旧Ｔ（東京第一銀行）と旧Ｓ（は産業中央銀行）が合併してから７年間、東京中央銀行の不良債権処理、行内融和、金融システム安定化を果たしてきた。

そんな銀行界の巨星も去り行く日がやってこようとは！

半沢は深々と礼をし、中野渡への感謝を捧げた。

 

巨星が去る、中野渡は頭取を辞任へ！

 

▼東京中央銀行・頭取・中野渡謙（なかのわたりけん：北大路欣也）、さすがの重厚感、この人しかいません！犬のお父さんも声もいい！

 

 

ネタバレ：バンカーたちの行き着く先：富岡義則はどこに？

 

【銀翼のイカロス】最終シーン、半沢と富岡は二人で、富岡の出向祝いのグラスを傾けていた。

【銀翼のイカロス】の影の主人公と言っても過言ではない富岡義則（とみおかよしのり）。

実体は旧東京第一銀行の不正を暴くべく中野渡じきじきの特命係の富岡義則の処遇は果たして、、、東京中央クレジットの審査部長への出向であった。

半沢の新人時代の先生だった富岡義則は半沢を陰日向になって助けてきた。

最後の大仕事で成果を出した富岡義則は満足げに半沢のおごりの栗焼酎のグラスを傾けるのであった。

 

▼テレビドラマではやや影が薄かった富岡義則なのでありました。

 

▼『鬼滅の刃』の最重要人物のひとりの名前が「富岡義勇（とみおかぎゆう）」、偶然の一致とはいえ、どうしてもその名前が頭に浮かんでは消えます。テレビドラマではこの方です。

 

 

 

半沢は誓う、「富岡そして中野渡と正統派の一流バンカーたちの伝説は残り、それを引き継ぐのが俺の使命だ！」

 

 

 

【銀翼のイカロス】完

 

 

 

テレビドラマ『半沢直樹』キャスト・相関図

 

【銀翼のイカロス】の結末！ネタバレ半沢直樹ドラマ原作の「終章 信用の砦」！　いかがだったでしょうか！！

テレビドラマでは原作に出てこない、香川照之（大和田暁）、賀来賢人、尾上松也が引き続き出演。

原作ではドラマに出てこない内藤寛（吉田鋼太郎）や近藤直弼（滝藤賢一）が登場。

 

▼ドラマ『半沢直樹』キャスト・相関図

 

 

 

まとめ：【銀翼のイカロス】の結末！ネタバレ半沢直樹ドラマ原作の「終章 信用の砦」！

 

▼『半沢直樹』9/27(日)最終回 １０００倍返しなるか？
【銀翼のイカロス】編　結末！

 

▼『半沢直樹』9/20(日) 第9話 土下座か倍返しか？最終決戦！真の黒幕は？

 

▼『半沢直樹』9/13(日) 第8話 闇の真相 不正の証拠を掴め！

 

▼『半沢直樹』8/30(日) 第7話 最恐の敵 ▼

 

▼『半沢直樹』8/23(日) 第6話 牙をむく国家権力 半沢、敗北宣言!? ▼

 

▼『半沢直樹』8/16(日) 第5話 国家権力と戦え! 巨大航空会社を救え！
【銀翼のイカロス】編スタート！

 

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半沢直樹
TBSドラマ
2020年7月19日‐9月27日
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【銀翼のイカロス】の結末！ネタバレを含む「終章 信用の砦」（ドラマ半沢直樹2020原作・池井戸潤著作）のあらすじについて詳しく解説しました、いかがでしたでしょうか？

 

 

 

▼2020年版ドラマ「半沢直樹」後半の原作「銀翼のイカロス」（池井戸潤）の各章のタイトルはこちらとなります。

 

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