※『VIVANT』第19話・第20話のネタバレを含みます。
シャキ城からの脱出を支えるはずだった爆弾が、思いどおりに追っ手を止められない。『VIVANT』第20話の終盤で、事前の仕掛けを任されていたナティックに疑いの目が向けられました。
結論からいうと、ナティックの裏切りは、2026年10月13日時点で確認できた公式資料・放送後報道では確定していません。疑惑の出発点は、担当した爆破の準備と、実際の結果がかみ合わなかったことです。
ただ、爆弾を設置した人と、遠隔操作した人は別でした。この役割の違いから振り返ると、ナティックが疑われる理由と、まだ残っている別の可能性が見えてきます。
ナティックは何者?田代久美子の協力者として作戦を支える人物

ナティックは、別班員・田代久美子のエージェントです。デイリースポーツは、アゼルバイジャンで書店を営む人物と紹介しています。
田代を通じて乃木たちの作戦に関わる立場であり、「田代の協力者」という関係が基本です。今回の疑問は、この協力者が任された仕事をどう果たしたのか、という点にあります。
TBSの第19話振り返りでは、乃木がナティックに、オルコ村の通信を制御する装置の設置と、道路沿いのチェックポイントでの仕掛けを託したことが確認できます。
前線で敵と戦う役ではなくても、脱出の成否を左右する準備を担っていたわけです。だからこそ、帰り道で異変が起きると、仕掛けを担当したナティックの存在が気になります。
なお、ナティックを演じるのはRuslan Huseynovさん、日本語音声を担当するのは浪川大輔さんです。こちらもTBSの振り返りで紹介されています。
第20話の爆破は何がズレた?設置と操作を分けて整理

2026年10月11日放送の第20話では、シャキ城を離れた乃木たちにシンシーの追っ手が迫ります。
ナティックが3か所に設置した爆弾を起動したのは東条翔太でした。結果を整理すると、次のようになります。
・A地点:追っ手の車両の破壊に失敗。
・B地点:車2台を破壊。ただし、バイク1台と車1台が残る。
・C地点の先:追っ手が通信を使えるようになるため、そこまでに食い止める必要がある。
ここで押さえたいのは、爆弾がすべて不発だったわけではないことです。B地点では追っ手の一部を止めています。
問題は「爆発するかどうか」だけでなく、逃がしてはいけない相手を、必要な場所で止められるかどうか。通信が使える範囲まで抜けられれば、追跡される危険に加え、外部へ連絡される危険まで生まれます。
一方、確認した記事だけでは、ズレの原因を設置位置、起爆のタイミング、機器の反応のどれかに絞れません。「ナティックが爆弾の位置を変えた」という説明は、現時点では仮説です。
ナティックの裏切りが疑われる理由は「準備を任された側」だから
裏切り説が生まれる理由は分かりやすく、乃木が重要な準備を託した相手がナティックだからです。デイリースポーツも、爆破の異変を受け、視聴者からナティックを疑う反応が出たと報じています。
ここからは考察です。もし準備段階で何かが意図的に変えられていたなら、操作する東条が計画どおりに動いても、期待した結果には届かない可能性があります。「押した人が失敗した」と見える場面でも、原因がその前にある筋書きは成り立ちます。
ただし、これは裏切りが起きた場合の説明です。ナティックによる細工や、敵への情報提供を確認できたという意味ではありません。
胸を3回たたく仕草も話題だが、意味は未確定
ORICON NEWSは、ナティックが出発時に胸を3回たたいた仕草と、第17話のリュウ・ミンシュエンの仕草の共通点も紹介しています。
共通する動作が、人物同士を結ぶ伏線なのか。ここは気になるところです。ただ、同じ仕草だけでは、同じ組織の合図なのか、相手に意思を伝える身振りなのかまでは決まりません。
考察としては、爆破を任されたという役割を主な根拠に置き、仕草は補助的な手がかりとして見るのが自然でしょう。
裏切り以外の可能性は?東条の操作と一部成功が残す疑問
爆弾の設置はナティック、起動は東条。この分担がある以上、結果だけを見て一人に原因を絞ることはできません。
考察上は、準備した内容と操作側の認識に食い違いがあった場合や、起爆のタイミングが狙いと合わなかった場合も説明の候補になります。これらを裏付ける具体的な原因の説明は、確認した資料ではまだ示されていません。
そして、裏切り説を考えるうえでも、B地点で車2台を破壊できたことは見逃せません。
仮に「追っ手を一切止めさせない妨害」だったなら、この一部成功をどう説明するのか。「一部だけ逃がす細工だった」と考えることもできますが、そこまで踏み込むには新たな根拠が必要です。
つまり、現時点の見どころは犯人の名前を当てることだけではありません。どの段階で計画と結果が食い違ったのか。それが分かれば、単純な失敗なのか、誰かの意図が働いたのかを判断しやすくなります。
ナティックへの疑いと田代久美子の関与は別の問題
ナティックは田代の協力者ですが、今回確認した資料には、田代が爆破を妨害する指示を出したという情報はありません。
仮に今後ナティックの裏切りが判明しても、田代が知っていたのか、田代自身も欺かれていたのかは、その時点の描写で確かめる必要があります。協力関係は、すべての行動や意図を共有している証拠にはならないためです。
まとめ
ナティックが疑われているのは、乃木から託された爆破の準備と、第20話の脱出時に起きた異変がつながるためです。ただし、裏切りを確定できる情報は、今回確認した範囲では見つかっていません。
整理の鍵は、設置したナティック、操作した東条、そしてB地点では一部成功しているという3点です。爆破のズレがどの段階で生まれたのかを追うと、裏切り説にも別の説明にも目を向けられます。
TBS公式サイトでは、第21話は10月18日放送予定と案内されています。ナティックの正体だけでなく、東条たちが異変をどう説明するのかにも注目です。
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参考資料
・TBSテレビ・第19話の公式振り返り(TBS NEWS DIG掲載・4ページ目)
・TBSテレビ・第20話の番組情報
・TBSテレビ・『VIVANT』公式あらすじ
出典:ORICON NEWS・ナティックの疑惑と仕草に関する記事














