フジテレビ木曜劇場の【レンアイ漫画家】は同名タイトルの漫画が原作なのですが、ドラマと原作で設定が違いすぎてまるで別物のようになっているかのようです。
ひとつに主人公がドラマは男性に対し原作漫画は女性という設定。また原作漫画では主人公の久遠あいこ(くおんあいこ)は葬儀屋で働く22歳の従業員なのですが、ドラマでは夢無し、彼無し、お金無し、職ナシの30歳前後の女性。
そういった設定や改変部分について、ドラマと原作漫画との違いを徹底調査しました。
◎【レンアイ漫画家】ドラマと原作の改変部分
◎【レンアイ漫画家】ドラマと原作の設定
【レンアイ漫画家】ドラマと原作(漫画)の設定の違いや改変部分を浮き彫りにすることで、【レンアイ漫画家】ドラマの魅力をお伝えできれば嬉しいです。
それでは、最初に【レンアイ漫画家】ドラマと原作のあらすじから入っていきたいと思います。
目次
【レンアイ漫画家】ドラマと原作で設定が違いすぎて別物?まずはあらすじを再確認!
【『レンアイ漫画家』】鈴木亮平×吉岡里帆、ポスタービジュアル完成!! https://t.co/eOsEtvQyKW
— フジテレビ (@fujitv) February 14, 2021
【レンアイ漫画家】のドラマと原作で設定が違いすぎて別物と思えるくらいです。タイトルの【レンアイ漫画家】はもちろん共通ですが。。なんといっても、主人公がドラマでは男性漫画家で、原作漫画では女性会社員、ということからして別物と言っていいでしょう。
それでは、まずは【レンアイ漫画家】のドラマと原作(漫画)のあらすじの比較から確認したいと思います。
⇒【レンアイ漫画家】ドラマのあらすじ
主人公・刈部清一郎(かりべ・せいいちろう)は、愛を知らない孤高の天才恋愛漫画家、実の弟の葬儀でヒロイン・久遠あいこ(くおんあいこ)と出会います。
刈部清一郎は、甥にあたる息子・レンを引き取ることになります。その交換条件に、久遠あいこ(くおんあいこ)は刈部清一郎から少女漫画のネタのために疑似恋愛の仕事を引き受けることになります。
主人公・天才漫画家・刈部清一郎と「ダメ男ホイホイ」と呼ばれるアラサー女子・久遠あいこの不器用な2人が織りなす、笑って泣けるコミック・ラブ・ストーリーが描かれます。
⇒【レンアイ漫画家】の原作(漫画)のあらすじ
主人公・久遠あいこは、葬儀屋に勤める22歳の社員。
昔大好きだった男の葬儀で、その兄で売れっ子少女漫画家・苅部清美(かりべきよみ)と愛想のない子供・苅部レンと出会う。久遠あいこはお節介で、身寄りのなくなってしまった苅部レンを引き取ってほしい、と苅部清美にお願いしたところ、苅部清美は交換条件を突きつけます。
「オレの下僕になれ!」、「俺が指示を出す、その通りにしろ!」、「俺の漫画のネタのために【恋愛】をしてこい!」、「今度は別れてこい!」といった漫画のネタのための無茶ぶりを久遠あいこに指示するのであります。
【レンアイ漫画家】のドラマと原作のあらすじ | |
ドラマ | 主人公・刈部清一郎(かりべ・せいいちろう)は、人付き合いが苦手の変わり者で、外に出ることもほとんどなく、常人には理解できない思考回路を持つ天才漫画家。アシスタントもつけず一人きりで、少女漫画の金字塔と呼ばれる大ヒット漫画の連載を続けています。顔出しは一切せず、女性名のペンネームで正体を隠し、そのプライベートは謎に包まれていました。そんなある日、弟の忘れ形見を引き取る羽目になり、孤高の生活が乱れていくことに。一方、夢無し、彼無し、仕事なしのアラサー女子・久遠あいこ(くおん・あいこ)は、初恋の人の葬儀で、その兄の刈部清一郎と衝撃の出会いを果たします。「俺のためにレンアイしろ!」と清一郎が久遠あいこ出したとんでもない仕事の依頼。それは、漫画のネタのために疑似恋愛のミッションであった。 <引用:フジテレビHP> |
原作(漫画) | 「私は漫画のために恋をする!?」 久遠(くおん)あいこ、葬儀屋「あかり葬祭」に勤める22歳。久遠あいこは昔大好きだった男・苅部純(かりべじゅん)の葬儀で、その兄・苅部清美(かりべきよみ)、他人を見下す男・清美と、愛想のない子供・レンと出会う。久遠あいこはお節介で、レンの叔父にあたる苅部清美に身寄りのなくなってしまったレンを引き取ってほしい、とお願いした。すると、売れっ子少女マンガ家・苅部清美はとんでもない条件を突きつけてきた。「オレの下僕になれ!」、「俺の漫画のネタのために【恋愛】をしてこい!」、さらに「今度は別れてこい!」。 そんな、アイコ&キヨミ&レンの物語。 |
それでは次に【レンアイ漫画家】のドラマと原作(漫画)の改変部分について解説します。
【レンアイ漫画家】ドラマと原作で改変部分はどこ?
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♥️Happy White Day♥️
✳︎✳︎今日は #ホワイトデー ですね❕
ドラマを楽しみにしている皆さんへ✨
刈部先生より #直筆メッセージ のプレゼントをいただきました🖋4月が待ちきれませんー!#レンアイ漫画家 #鈴木亮平 #刈部先生からの#WhiteDay 🍬 pic.twitter.com/KE0lC7yP52
— レンアイ漫画家【公式】木曜劇場4月8日22時スタート✨💕 (@renai_mangaka) March 14, 2021
【レンアイ漫画家】ドラマと原作で改変部分を調査しました。
(1)主人公を改変
【レンアイ漫画家】ドラマと原作(漫画)の改変部分で一番の大きなところと言えば、主人公です。
【レンアイ漫画家】ドラマ主人公は、鈴木亮平さん演じる正体を隠した孤高の天才漫画家・刈部清一郎です。女性の名前のペンネームを使う少女漫画の金字塔を連発する天才的な少女漫画家で、漫画のことしか考えていない恋愛下手。そのヒロインに、吉岡里帆さん演じる「ダメ男ホイホイ」と呼ばれる崖っぷちアラサー女子・久遠あいこ。恋に不器用な2人のハートフル・ラブコメディーという設定となります。
【レンアイ漫画家】原作漫画の主人公は、葬儀屋に勤務する22歳の従業員。かつて好きだった男が亡くなり、残された刈部レンを引き取るように、甥の関係である人気少女漫画家・苅部清美(かりべきよみ)に頼むことから物語は展開していきます。この漫画家の名前は、原作では苅部清美、ドラマでは刈部清一郎と改変されてます。
(2)主人公の名前や年齢を改変
上記でも説明してますが、原作漫画では漫画家・苅部清美を、ドラマでは刈部清一郎に名前を変更してます。また、ドラマのヒロイン・久遠あいこはドラマでは職なし・金なし・彼なしのアラサー女子、原作漫画では22歳の葬儀屋従業員という設定変更がなされてます。
そのほか、ドラマと原作漫画では、キャステキングも含め、いろいろと改変部分はあるものの、やはり最も大きな改変は、主人公と言えましょう。主人公の改変については、原作漫画の作者である山崎紗也夏氏の了承を得てから制作を開始したそうです。
原作漫画では女性が主人公だったのを、ドラマでは男性にしたことも、ドラマの大きな見どころと言えましょうね。
最後に、原作漫画の主人公・久遠あいこ(ドラマで演じるのは吉岡里帆さん)の設定にフォーカスしたいと思います。
【レンアイ漫画家】ドラマと原作で設定が違う!あいこが葬儀屋から職ナシになった理由はあるの?
/#レンアイ漫画家
初回まで、あと1ヶ月‼️
\お二人もいい感じに温まってますよ〜#鈴木亮平 #吉岡里帆#4月8日木曜22時スタートです#お楽しみに😉
\キラーン✨/ pic.twitter.com/MEa96KrLLl
— レンアイ漫画家【公式】木曜劇場4月8日22時スタート✨💕 (@renai_mangaka) March 8, 2021
原作漫画の主人公の久遠あいこは、葬儀屋に勤める会社員、偶然にも、学生時代のあこがれの存在、昔好きだった男の葬儀の仕事を仕切ることになります。好きだった故人の名前は刈部純(かりべじゅん)といい、天才漫画家・苅部清美(かりべきよみ)の弟にあたる人物なのです。
母は先に逝き、そして父までも失った幼い刈部レン(かりべレン)を不憫に思った久遠あいこは、兄である漫画家・苅部清美に遺児・レンを引き取るように頼みます。漫画至上主義の変人でもある漫画家・苅部清美は遺児・レンを引き取る代わりに久遠あいこに法外な交換条件を突き付けるのでした。
「俺の下僕になれ!」「俺が指示を出す、その通りにしろ!」、漫画家・苅部清美の漫画ネタのために久遠あいこは疑似恋愛をさせられるはめになります。
一方、ドラマのヒロイン役・久遠あいこは、夢無し、彼無し、お金無し、職無しの崖っぷち女子、適度に生活にも恋愛にも疲れてきたアラサー女子という設定です。久遠あいこを実際に演じる吉岡里帆さんは28歳で原作漫画22歳では少し無理なので吉岡里帆さんに合わせた設定に変更した、というところなのでしょうね。
◉【レンアイ漫画家】ドラマ:ヒロイン・久遠あいこは30歳前後の職なし
以上、【レンアイ漫画家】ドラマは、主人公が女性から男性に改変されたいわば別物ともいえるかもしれませんが、原作漫画からインスパイアされたドラマならではの魅力に満ちたラブ・コメディー・ドラマの傑作となりそうですね。
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