NHK大河ドラマ「光る君へ」登場人物の源倫子(黒木華・演)が飼っている猫の名前が「小麻呂(こまろ)」です。
「愛らしい」「癒し」の「小麻呂(こまろ)」のドラマ「光る君へ」での役割、名前の由来・意味、グッズ販売などを解説します。
また、「小麻呂」を演じる猫の本当の名前や種類や性格についても解説します。
目次
「小麻呂(こまろ)」のドラマ「光る君へ」での役割
▼【視聴者の癒やし】『光る君へ』倫子の愛猫「小麻呂」が“かわいい”と話題
「小麻呂(こまろ)」を語る前に、まず黒木華(くろき・はる)さん演じる源倫子(みなもとのともこ)について、紹介します。
源倫子(みなもとのともこ)は、NHK大河ドラマ「光る君へ」では、このように説明されています。
源倫子(みなもとのともこ)は、藤原道長(柄本 佑、えもと・たすく)の嫡妻です。源雅信の娘で、宇多天皇のひ孫にあたります。おおらかさと強さを併せ持つ女性。主人公・まひろ(紫式部)とも交流があり、不思議な関係が築かれていく。
歴史上、源倫子(みなもとのともこ)の生涯は、幸福で充実したものでした。藤原道長との結婚は愛情に基づき、彼女は多くの子どもに恵まれ、夫の政治的な成功を支えました。源倫子は、高い社会的地位と強力な家族の後ろ盾を持っており、藤原氏の繁栄に大きく貢献した人物として記されています。
それでは、小麻呂の役割に迫りましょう。
(1)倫子の孤独と心の支え:
夫・藤原道長や周囲の男たちの権力闘争に翻弄される倫子の孤独を癒し、心の支えとなる存在。小麻呂は倫子のそばに寄り添い、倫子の心を癒やす存在として描かれました。倫子は小麻呂を撫でたり、話しかけたりすることで、孤独や不安を和らげているように見えます。
(2)物語の潤滑油:
登場人物たちのコミカルな場面を演出したり、緊迫したシーンを和ませたりする役割。小麻呂は、いたずら好きでコミカルな行動をとることで、物語に明るさやユーモアをもたらしました。例えば、重要な会議中に飛び込んだり、高価な書物をひっくり返したりといった行動は、視聴者に笑いと癒しを与えました。
第5話(2月4日放送)では、藤原兼家(段田安則)、源雅信(益岡徹)。藤原頼忠(橋爪淳)の酒席に紛れ込み、倫子が後を追うシーンで登場します。
(3)歴史の裏側に潜む真実の目撃者:
歴史の表舞台には登場しない人々の暮らしや、事件の裏側を象徴する存在。2月18日放送の第7話では、雨の中、小麻呂は逃げ出し、それを追うまひろ。小麻呂が行き着いた建物は、道長たちの控所で、そこで仲間たちの、好き勝手な女の品定めが繰り広げられていた。ゲスな男の言い分を聞いたまひろは、涙を出して雨の中を去っていく。まひろが立ち聞きしてしまう伏線となったのが小麻呂でした。
「小麻呂」のモデルとなった猫は歴史上、実在したのでしょうか?
NHK大河ドラマ「光る君へ」に登場する猫「小麻呂」は、源倫子の愛猫として描かれていま。そして夫となる藤原道長の愛猫として描かれる可能性も秘めていますが、歴史上の資料に小麻呂の存在を裏付ける記述は見つかっていません。
ドラマでは、小麻呂は源倫子の癒し、心の支えとして重要な役割を果たしますが、これはフィクションによる脚色と考えられます。
しかし、夫・藤原道長が猫を飼っていたという記録はいくつか残されています。例えば、道長の歌集「御堂関白家歌集」には、猫を題材とした歌が収録されています。また、道長の娘である藤原妍子(ふじわら の けんし/きよこ)の日記には、道長が猫を可愛がっていたという記述があります。
ドラマ「光る君へ」では、史実に基づきつつも、フィクションを交えて物語が展開されています。小麻呂は、ドラマをより魅力的にするために創作されたキャラクターと考えられますが、源倫子や道長が猫を愛していたという史実に基づいたキャラクターである可能性はあります。
「小麻呂」という猫の名前の意味や由来?
1. 古代日本の男性の名前
「小麻呂」は、古代日本の男性の名前として使われていました。「麻呂」は、「丸い」という意味を持つ接尾辞であり、「小」は「小さい」という意味を表します。つまり、「小麻呂」は「小さな丸いもの」という意味になります。
2. 植物の名前
「小麻呂」は、アオイ科の植物「オオボウシバナ」の別名です。オオボウシバナは、葉が丸く、小さいことから、この名が付けられました。
このドラマの影響で猫に「小麻呂」の名をつける人が増えるかも知れませんね。
「小麻呂」のグッズは販売されているのか?
今のところ、「小麻呂」グッズは売られていません。
しかし、テレビの反響が強いので販売の可能性はありそうです。
ドラマ「光る君へ」の人気キャラクターなので、今後さまざまなグッズが発売されることが予想されます。
「小麻呂」を演じる猫について
「小麻呂」を演じる猫の名前や種類、性格は?
NHK大河ドラマ「光る君へ」に登場する猫「小麻呂」を演じるのは、オスのキジトラ猫「ニモ」です。
ニモは、茨城県稲敷市にある動物プロダクション「グローバル・アニマルアクト」所属の猫です。2015年5月25日生まれで、現在9歳です。
ニモは、人懐っこく、好奇心旺盛な性格です。また、演技力も高く、様々なシーンを完璧に演じこなしています。
ニモは、ドラマの撮影現場でスタッフやキャストから可愛がられており、癒し的存在となっています。
以下、ニモに関する詳細情報です。
- 名前:ニモ
- 性別:オス
- 種類:キジトラ
- 年齢:9歳(2024年2月現在)
- 出身:茨城県稲敷市
- 所属:グローバル・アニマルアクト
- 性格:人懐っこい、好奇心旺盛
- 特技:演技
ニモは、ドラマ「光る君へ」の重要なキャラクターとして、多くの視聴者に愛されています。今後も、ニモの活躍から目が離せません。
「小麻呂」という名前の猫は多いのか
現代の日本のネコの名前の2023年のランキングでは、男の子のトップ3は「レオ」「むぎ」「ラテ」、女の子のトップ3は「ルナ」「きなこ」「むぎ」でした。
平安時代の資料はありませんが、「小麻呂」の意味は「小さな丸いもの」であることから、ふつうに「小麻呂」という名前をつけたかもしれませんね。
「小麻呂」という名前を猫につける際のポイントや注意点
ポイント
- 猫の性格や毛色に合っているかどうか:活発な猫には「小鉄」のような力強い名前、おっとりした猫には「小梅」のような優しい名前など、猫の性格や毛色に合った名前を選ぶと良いでしょう。
- 呼びやすく、覚えやすい:猫の名前は、日常的に何度も呼ぶことになるので、呼びやすく、覚えやすい名前を選ぶことが重要です。
- 他の猫と名前が被らない:近所やペットショップなどで、同じ名前の猫がいないか確認しましょう。
注意点
- 「小麻呂」という名前は、男の子のイメージが強いので、女の子の猫に付ける場合は注意が必要です。
- 猫の名前は、猫の一生涯続くものなので、慎重に選びましょう。
「小麻呂」という名前は、可愛らしい響きで、猫の名前としておすすめです。
上記のポイントと注意点を参考に、猫にぴったりの名前を選んでください。
「小麻呂」という名前の有名猫はいるのでしょうか?
調査しましたが無いようです。
名付け親のチャンスです!
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