※以下、2026年8月23日放送の『VIVANT』第15話の内容に触れています。
『VIVANT』第15話で、バルカ共和国の砂漠に大勢の人が集まったノゴーン・ベキらテント幹部の葬儀。
海外ロケに見えましたが、群衆場面のロケ地は埼玉県行田市の行田市総合公園です。TBSが行田市で募集した弔問客役のエキストラが参加し、実際に集まった人数は4000人でした。
ただし、4000人は応募総数ではありません。当初の募集は3000人、応募は約1万5000人、撮影参加者は4000人です。
この記事では、撮影場所の詳しい位置、バルカの砂漠に見えた理由、4000人撮影の経緯、ロケ地を訪ねる際の注意点を整理します。
MANTANWEBの報道によると、第15話で放送されたベキらの葬儀場面は、行田市総合公園で撮影されました。
劇中と現実の場所を分けると、次のようになります。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 劇中の場所 | バルカ共和国の砂漠に設けられた葬儀会場 |
| 実際のロケ地 | 埼玉県行田市・行田市総合公園 |
| 園内の有力区画 | 自由広場 |
| 撮影日 | 2026年5月8日 |
| エキストラの役 | 海外の葬儀に集まる弔問客 |
| 実参加者 | 4000人 |
公園内の具体的な場所は、参加者の投稿や現地との映像比較から自由広場が有力です。施設管理者の案内でも、自由広場はソフトボール、少年野球、少年サッカーなら各4面分を確保できる大きさとされています。
一方、TBSの募集ページと主要報道が明記しているのは「行田市」「行田市総合公園」までです。自由広場という区画名は、2026年8月26日時点でTBSが公式に発表したものではありません。
そのため、現段階では行田市総合公園までは確認済み、自由広場は極めて有力と表現するのが正確です。
数字が三つ出てくるため、ここは混同しやすいところです。
| 数字 | 何を表す人数か |
| 3000人 | 当初募集した弔問客役の人数 |
| 約1万5000人 | 応募した人数 |
| 4000人 | 5月8日の撮影に実際に参加した人数 |
ORICON NEWSによると、当初は5歳から70代までの男女計3000人を募集しましたが、約1万5000人の応募が集まりました。
撮影は当初2026年5月1日に予定されていたものの、天候不良のため5月8日に変更されています。TBSのエキストラ募集ページにも、5月1日中止に伴う代替撮影だったことが残っています。
そして撮影終了後、『VIVANT』公式SNSが「4000人のエキストラ」と発表しました。つまり、4000人は誇張した応募者数ではなく、撮影現場に参加した人数です。
数千人を同じ場面で動かすには、衣装の確認、立ち位置、移動、撮影のやり直しなどにも時間がかかります。放送では短い場面でも、制作側と参加者にとっては大規模な撮影だったことが分かります。
行田市総合公園は、普段は野球場、庭球場、弓道場、自由広場などがある市民向けの公園です。実在する墓地や海外の葬儀場ではありません。
行田市の公園一覧では、総面積は16万4000平方メートルと案内されています。大人数を配置し、現代的な建物を画角から外して撮れる広さがあることは、大規模な海外場面に向いた条件だったと考えられます。
映像では、実際の4000人の群衆と葬儀用の祭壇を中心に、カメラの構図、美術、色調整、背景処理などを組み合わせて、バルカの乾いた大地に見せた可能性があります。
ただし、制作側は2026年8月26日時点で、背景のどこまでが実景で、どこからがCGや合成なのかを詳しく公表していません。
確認できるのは、4000人の群衆は実際に行田市へ集まって撮影したということです。「場面全体がCGだった」という説明は正確ではありません。
TBSの第15話公式情報では、乃木憂助(堺雅人さん)が野崎守(阿部寛さん)の行方を追い、東条翔太、佐野公安部長、バルカ警察のチンギスへ狙いを絞る展開が示されていました。
ベキらの葬儀には大勢の人が集まりましたが、乃木が向かった本当の目的は、葬儀そのものへの参列だけではありません。バルカでチンギスと再会し、野崎が残した手掛かりを受け取ることが重要でした。
この場面には、少なくとも二つの役割があったと考えられます。
4000人を集めた映像は、単なる背景ではなく、ベキの存在の大きさを言葉を使わず伝えるための演出だったのでしょう。
チンギスと乃木の関係は、関連記事の『VIVANT』チンギスは味方?第15話再登場と野崎の助言を整理で詳しくまとめています。
野崎が託した言葉については、『VIVANT』「天網恢恢疎にして漏らさず」の意味は?野崎のメモを考察をご覧ください。
行田市とTBS日曜劇場のつながりで思い出されるのが、2017年放送の『陸王』です。
『陸王』は足袋産業で知られる行田市が物語の舞台となり、市内各地で撮影が行われました。そのため今回の放送後も、「バルカだと思ったら『陸王』の行田市だった」と驚く声が出ています。
行田市にはロケ支援を行うフィルムコミッションがあり、公園には大人数を受け入れられる広場や駐車場があります。行田市総合公園の公式案内では、園内の駐車場は合計755台です。
これらは大規模撮影に向く条件ですが、『VIVANT』制作側が行田市を選んだ詳しい理由は公表されていません。「『陸王』と同じ日曜劇場だから選んだ」とまでは断定できません。
ロケ地を検索すると、「和田1165」と「大字和田1242」という二つの住所が出てきます。
| 項目 | 公式案内 |
| 自由広場の所在地 | 埼玉県行田市和田1165 |
| 受付窓口・行田グリーンアリーナ | 埼玉県行田市大字和田1242 |
| 最寄り駅 | 秩父鉄道・行田市駅 |
| 徒歩 | 行田市駅から約15分 |
| 駐車場 | 公園全体で755台 |
これは情報が食い違っているのではなく、広い公園の施設所在地と管理窓口の住所が異なるためです。自由広場を確認するなら和田1165、施設案内や問い合わせ先を調べるなら行田グリーンアリーナの和田1242が目安になります。
交通手段は行田市スポーツ施設の交通案内で確認できます。
なお、自由広場はスポーツ利用される施設で、利用には申込手続きが必要です。撮影用の祭壇やバルカのセットが常設されているという案内もありません。
ロケ地を訪ねる場合は、予約利用中の広場へ無断で入らず、一般の公園利用者や競技の妨げにならないようにしましょう。
墓地ではありません。野球場や自由広場などを備えた公共の総合公園で、葬儀会場は撮影用に作られたものです。
いいえ。TBS公式SNSは、4000人のエキストラと撮影を終えたと発表しています。ただし、砂漠の背景などにどの程度の映像加工が使われたかは公表されていません。
参加者投稿や映像との比較では自由広場が有力です。しかし、TBSと主要報道が公式に明記した範囲は行田市総合公園までです。今後メイキングなどで区画名が公表された場合は更新が必要です。
常設展示の発表はありません。撮影後は通常の公園・スポーツ施設へ戻っていると考えるのが自然です。
『VIVANT』第15話で描かれたベキらの葬儀について、確認できる内容は次の通りです。
海外の砂漠に見えた場面の土台が埼玉県の公園だったことも驚きですが、最大の見どころは、4000人を実際に集めてベキの影響力を表現した制作規模です。