スターウォーズ・オープニングのメッセージとは?クロール全文の英語・日本語訳も紹介します!
あまりにも有名なスターウォーズ・シリーズのオープニング・クロール [A long time ago, in a galaxy far, far away…] 「遠い昔、はるかかなたの銀河で、、、」
そして3秒間くらいの静寂の後、大音響で奏でる名匠ジョン・ウィリアムの格調高いオープニングテーマ音楽、
そしていきなりのストーリーが銀河を背景に黄色い文字で銀河の彼方へ流れるシーン、これがスターウォーズ全シリーズ冒頭で定番になっています。
【スターウォーズ・シリーズ】全作品のオープニングで出てきます。
スターウォーズ・シリーズのオープニング [A long time ago, in a galaxy far, far away…] 「遠い昔、はるかかなたの銀河で、、、」の全文と意味を原文(英語)と日本語訳で紹介をいたします。
しかし、スターウォーズ・オープニング「遠い昔、、、」はなぜ「むかしむかし」から始まるのでしょうか?
僕には、ここがまさしくジョージ・ルーカスの世界観を示すひとつの指標になると! 個人的な考察を述べたいと思います。
目次
▼スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 本編プレビュー映像
あまりにも有名なスターウォーズ・シリーズのオープニング・クロール。
最新作にして最終作「スターウォーズ/エピソード9/スカイウォーカーの夜明け」のみならず全エピソードに渡って共通なのです。
それではエピソードのオープニングを検討しましょう。
まずはエピソード1「ファントム・メナス」からエピソード9「スカイウォーカーの夜明」まで全作品の冒頭はこれから始まります。
エピソード7「スターウォーズ/フォースの覚醒」はディズニー映画となりましたが、それでもオープニングのファンファーレは永久不滅です。
全シリーズがこれで始まるスターウォーズ・サーガであります。
なぜ、原作者であるジョージ・ルーカスは「むかしむかし、はるかかなたの銀河で、、、」という冒頭シーンで物語を始めたのか?
なぜ、原作者であるジョージ・ルーカスは全エピソードに共通のオープニング・ロールを使ったのか?
[A long time ago, in a galaxy far, far away…]
「遠い昔、はるかかなたの銀河で、、、」
昔々の銀河宇宙のあるお話しで語りかけています。
ここからは僕の個人的な意見です。
ジョージ・ルーカスは叙事詩という形でスターウォーズ・サーガ(スカイウォーカー家の二代に渡る人間模様)を世の中の人に伝えたったかのではないか?
※叙事詩とは(多くは民族など社会集団の)歴史的事件、特に英雄の事跡を叙事の態度でうたい上げた詩。
だからなのか、エピソード1,2,3は作風は暗いですね。
手足はぶった切れるシーンが頻出しますし、怒りに狂ったアナキンは母を拉致した種族を皆殺しにしてますし。
ファントム・メナス「日本語訳:大いなる脅威, 見えざる脅威」のタイトルが暗示する暗黒時代の幕開け。
一転して、エピソード4,5,6は新たなる希望という名のタイトルが示すように、作風に明るさが出てエピソード6では反乱軍の勝利で大団円で終わります。
全9話となる元々のジョージ・ルーカスの着想は全く叙事詩といってもいいような着想となっています。
ジョージ・ルーカスご自身の体調が思わしくなく(糖尿病)、エピソード7,8,9制作は果たせず、シリーズはディズニーに売却となりました。
結局ジョージ・ルーカスの世界観はスターウォーズ・シリーズでは具現化できませんでした。
完全にジョージ・ルーカスから手を離れ、ディズニー映画になったエピソード7,8,9では、レイというニューヒロインが出て、カイル・レンとパルパティーン側の暗黒面との戦いで、最後には勝利してめでたしめでたしで一大サーガは終焉を迎えます。
[A long time ago, in a galaxy far, far away…] 「遠い昔、はるかかなたの銀河で、、、」オープニングで始まるスターウォーズ・シリーズをエピソード順に、公開年、タイトル名、監督名で順に記しますと、こうなります。
2019年12月20日(金)日米同時公開の「スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け」監督 J・J・エイブラムスも100%の確率で [A long time ago, in a galaxy far, far away…] 「遠い昔、はるかかなたの銀河で、、、」でのオープニングとなるでしょう。
▼スターウォーズ・シリーズ エピソード順に公開年、タイトル名、監督名
■1999年 スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス ジョージ・ルーカス
■2002年 スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 ジョージ・ルーカス
■2005年 スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 ジョージ・ルーカス
■1977年 スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 ジョージ・ルーカス
■1980年 スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲 アーヴィン・カーシュナー
■1983年 スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 リチャード・マーカンド
■2015年 スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒 J・J・エイブラムス
■2017年 スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ ライアン・ジョンソン
■2019年 スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け J・J・エイブラムス
※全部のエピソードで [A long time ago, in a galaxy far, far away…] 「遠い昔、はるかかなたの銀河で、、、」オープニングで始まる。
※エピソード4、5、6:旧三部作 エピソード1,2,3:新三部作 エピソード7、8、9:続三部作 という言い方もある。
そうなんです、スターウォーズの世界は、我々が今生きている時代よりもはるか昔の、そしてはるか遠い銀河にいたスカイウォーカー家の生き様を描いた叙事詩的な群像劇なのです。(と個人的に思っています)
僕の考えは、最後のエピソードである2019年12月20日(金)日米同時公開の「スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け」(監督 J・J・エイブラムス)で解決しました。
原題が [ Star Wars: The Rise of Skywalker ] であることから、スカイウォーカー家に縁のある人はライトサイドに転じる、と予想し、的中。
ジョージ・ルーカスが創造したスターウォーズ・サーガの最後のエピソードである2019年12月20日(金)日米同時公開「スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け」(監督 J・J・エイブラムス)で、僕のモヤモヤは解決することでしょう、と言い切りました。
これからは最終エピソード9の公開前の予想となります。
まだ公開前ということでネタバレにならないのでこれから先を読まれてもいいですが、結末を楽しみたい人は読まない方がいいかもです。
原題が [ Star Wars: The Rise Of Skywalker ] であることから、スカイウォーカー家に縁のある●●●●●はライトサイドに転じる、と大胆予想しました。
この意味、分かる人には分かりますね。
◎レイは本当に何物でもないただの平凡な血筋なのか?
◎カイロ・レンはおじさん(ダースベーダー)のように滅びてしまうのか?
◎レイアの最後のシーンはどんなシーンで終わるのか?
◎チューバッカ、ポー、フィン、ランドカルレシアンの活躍ぶりはどうなるんだ?
◎ローズ・ティコはどんな役割になっている?
◎オビワン、ヨーダ、アナキン、ルークの霊での再登場はあるのか?
◎あまりにあっさり滅びてしまったスノークは再登場するのか?
◎全ての悪の根源であるパルパティーンはどのように登場してどのような結末になるのか?
あぁぁたくさんありすぎて公開前は悩みました。
ディズニー映画なので予定調和で終わるでしょうし、それでよし。
「銀河に平和が訪れる」
特段のサプライズはなし!と予想します。
めでたしめでたし、それでよし!(スターウォーズはそれでよし)
さて、少し話がそれましたが、スターウォーズ/フォースの覚醒のオープニング・クロール全文を原文(英語)と日本語訳で並べてみました。
※英語は原文(英語)、日本語はGoogle翻訳と僕の意訳とのミックスです。
「エピソード7/フォースの覚醒」はシリーズ最終エピソード9へと向かっていくための重要なとエピソードなります。
これを見ずして、最終3部作エピソード7、8,9は語れません。
ジョージ・ルーカスから手が離れたスターウォーズ・サーガ最終3部作はエピソード1から6とは別物となっていますが、そこに脈々とながれるテーマは普遍の家族の物語なのです。
10年ぶりに帰ってきた「エピソード7/フォースの覚醒」を2015年映画館で見て、ルーク、レイア、ハンソロ、チューイと再会し、年甲斐もなく涙が止まりませんでした。
とくと「エピソード7/フォースの覚醒」とオープニングクロールを堪能しましょう。
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遠い昔、はるかかなたの銀河で、、、