大谷翔平さんが、日本時間2026年8月19日のロッキーズ戦で今季30号となる2ラン本塁打を放ちました。
3回に飛び出した一発は、推定飛距離448フィート、約136.6メートル。ドジャースはロッキーズの追い上げを振り切り、7対6で勝利しました。
これで大谷さんは、2021年から6年連続30本塁打を達成しました。
この記録については「現役2人目」「ドジャース球団7人目」という2つの数字が伝えられています。一見すると分かりにくいのですが、実は数えている期間も対象も異なります。
この記事では、大谷さんの6年連続30本塁打がどれほどすごいのか、2つの記録の違いを中心に整理します。
結論:「現役2人目」と「球団7人目」は別の記録
最初に結論をまとめると、2つの記録には次の違いがあります。
| 表現 | 数えている範囲 | 大谷翔平さんの対象期間 | 意味 |
|---|---|---|---|
| 現役2人目 | MLB現役選手 | 2021~2026年 | 6年連続で30本以上 |
| ドジャース球団7人目 | ドジャース歴代選手 | 2024~2026年 | 球団在籍中に3年連続で30本以上 |
「現役2人目」はエンゼルス時代を含む6年間の記録です。
一方、「球団7人目」はドジャース加入後の3年間だけを数えた球団記録です。
いずれもレギュラーシーズンの本塁打が対象で、ポストシーズンの本塁打は含みません。
大谷翔平の2026年30号は448フィートの2ラン
▼30号によって、2021年から続いていた連続記録が6年に伸びていることを伝えるMLB公式記事

大谷さんはロッキーズ戦の3回、ライアン・フェルトナー投手の初球を捉え、右中間へ30号2ランを放ちました。
MLB公式による推定飛距離は448フィート、約136.6メートルです。前日の試合でも2本塁打を記録しており、ロッキーズとの2試合で3本の本塁打を放ちました。
この30号によって、2021年から続いていた連続記録が6年に伸びています。MLB公式記事
6年連続30本塁打はどれほどすごい?
▼大谷翔平MLB公式成績まとめサイト:大谷翔平さんのMLB公式成績

大谷さんの年度別本塁打数は次のとおりです。
| 年 | 所属球団 | 本塁打数 |
| 2021年 | エンゼルス | 46本 |
| 2022年 | エンゼルス | 34本 |
| 2023年 | エンゼルス | 44本 |
| 2024年 | ドジャース | 54本 |
| 2025年 | ドジャース | 55本 |
| 2026年 | ドジャース | 30本 |
| 合計 | 263本 |
※2026年は8月19日時点の途中経過です。
6年間で263本ですから、単純平均では年間約43.8本になります。
さらに、大谷さんは2023年にアメリカン・リーグ、2024年にナショナル・リーグの本塁打王を獲得しました。2025年には自己最多の55本を記録しています。大谷翔平さんのMLB公式成績
注目したいのは、一度だけ大量に打った記録ではなく、最も少ない年でも34本を打ってきたことです。2026年もシーズン途中ですから、最終本数は30本より増える可能性があります。
「現役2人目」はカイル・シュワバーに続く記録
▼フィリーズのカイル・シュワバーさんのMLB公式成績

大谷さんより先に6年連続30本塁打を達成した現役選手は、フィリーズのカイル・シュワバーさんです。
2人はともに2021年から6年続けて30本以上を記録しています。
| 年 | 大谷翔平 | カイル・シュワバー |
| 2021年 | 46本 | 32本 |
| 2022年 | 34本 | 46本 |
| 2023年 | 44本 | 47本 |
| 2024年 | 54本 | 38本 |
| 2025年 | 55本 | 56本 |
| 2026年 | 30本 | 37本 |
| 合計 | 263本 | 256本 |
※2026年8月19日時点。
シュワバーさんが2026年の30本へ先に到達していたため、大谷さんはそれに続く現役2人目と報じられました。カイル・シュワバーさんのMLB公式成績
ただし、これは「MLB史上2人目」という意味ではありません。過去には10年以上連続で30本を記録した選手もいます。
正確には、2026年時点の現役選手で6年連続30本塁打を続けているのが、シュワバーさんと大谷さんの2人という位置づけです。
「球団7人目」はドジャースで3年連続30本以上
▼ドジャース球団記録:True Blue LAの球団記録一覧

大谷さんは2024年にドジャースへ加入し、最初の年から54本、翌2025年には55本を記録しました。
2026年も30本に到達したため、ドジャースで3年以上連続して30本塁打を記録した7人目の選手となりました。
| 選手 | 連続記録の期間 | 連続年数 |
| ギル・ホッジス | 1950~1954年 | 5年 |
| デューク・スナイダー | 1953~1957年 | 5年 |
| マイク・ピアザ | 1995~1997年 | 3年 |
| エリック・キャロス | 1995~1997年 | 3年 |
| ラウル・モンデシー | 1997~1999年 | 3年 |
| ゲイリー・シェフィールド | 1999~2001年 | 3年 |
| 大谷翔平 | 2024~2026年 | 3年 |
大谷さんは、ゲイリー・シェフィールドさん以来25年ぶりの達成者です。
また、ドジャース加入後の本塁打は3年間で139本。ドジャース専門メディア「True Blue LA」の集計では、球団史上のどの3年間を切り取っても最多となり、デューク・スナイダーの125本を上回っています。True Blue LAの球団記録一覧
なお、「球団7人目」が数えているのはドジャースでの3年間です。エンゼルス時代の3年間は、この球団記録には入りません。
大谷翔平の記録がすごい3つの理由
毎年30本を最低ラインにしている
30本塁打は、長打力を持つ打者の代表的な目安です。
大谷さんの場合は一度到達しただけではなく、6年間にわたって毎年クリアしています。好調時の爆発力だけでなく、不調や故障を乗り越えて出場を続ける安定性も必要です。
移籍や役割変更があっても途切れていない
6年間には、エンゼルスからドジャースへの移籍、アメリカン・リーグからナショナル・リーグへの移動、打者専念の年と二刀流で出場する年が含まれています。
環境や役割が変わっても30本を下回らなかった点に、記録の価値があります。
ドジャースでは3年間で139本
大谷さんはドジャース加入後、54本、55本、30本と積み重ねています。
2026年はまだシーズン途中であり、すでに球団史上最多となる3年間139本へ到達しました。6年連続という安定性と、ドジャースでの高い本数を同時に残している点が特徴です。
まとめ
大谷翔平さんの6年連続30本塁打について、「現役2人目」と「球団7人目」は別の記録です。
現役2人目は、エンゼルス時代を含む2021~2026年の6年連続30本塁打を指します。現役ではカイル・シュワバーさんに続く達成です。
ドジャース球団7人目は、加入後の2024~2026年に3年連続で30本以上を記録したことを指します。球団では25年ぶりで、3年間139本は球団史上最多となっています。
30本という単年の数字だけならMLB史上最高ではありません。大谷さんの記録の本当のすごさは、球団やリーグ、役割が変わっても、6年間にわたり30本を最低ラインとしてきた継続性にあります。
関連記事
大谷さんの別の本塁打記録については、大谷翔平の先頭打者ホームランは通算何本?イチロー記録まであと2本!で詳しく整理しています。
参考情報サイト
- MLB公式:大谷翔平が2026年30号を記録
- MLB公式:大谷翔平の年度別成績
- MLB公式:カイル・シュワバーの年度別成績
- True Blue LA:ドジャースの3年連続30本塁打達成者
- テレビ朝日:大谷翔平が6年連続30本塁打を達成







