千葉ロッテマリーンズの益田直也さんが、2026年8月4日の埼玉西武戦で通算250セーブを達成しました。
結論からいうと、250セーブ達成はプロ野球史上5人目です。一方、通算セーブ数の順位は平野佳寿さんと並ぶ4位タイ。「5人目」と「4位タイ」は、数え方が違うため、どちらも正しい表現です。
さらに250セーブは、日本プロ野球名球会が定める投手の入会規定の一つです。益田直也さんが積み上げた記録の意味と、歴代順位、約14年の歩みを整理します。
※通算順位と個人成績は2026年8月4日終了時点です。
益田直也が2026年8月4日に通算250セーブ

千葉ロッテは8月4日、ZOZOマリンスタジアムで西武に5対3で勝利しました。2点リードの9回に登板した益田直也さんは、渡部聖弥さんを投ゴロ、外崎修汰さんを左飛、岸潤一郎さんを右飛に打ち取り、三者凡退で試合を締めています。
最後の球は151キロの直球でした。千葉ロッテの公式発表とパ・リーグインサイトの試合記事は、益田直也さんが「プロ野球史上5人目」の通算250セーブを達成したと伝えています。
史上5人目なのに歴代4位タイなのはなぜ?
NPBの通算セーブランキングは、2026年8月4日終了時点で次のとおりです。
| 順位 | 投手 | 通算セーブ | 登板 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 岩瀬仁紀 | 407 | 1002 |
| 2位 | 高津臣吾 | 286 | 598 |
| 3位 | 佐々木主浩 | 252 | 439 |
| 4位タイ | 平野佳寿 | 250 | 702 |
| 4位タイ | 益田直也 | 250 | 795 |
| 6位 | 山﨑康晃 | 246 | 586 |
「5人目」は到達順、「4位タイ」は現在の順位
岩瀬仁紀さん、高津臣吾さん、佐々木主浩さん、平野佳寿さんに続いて、益田直也さんが5人目の達成者になりました。こちらは「大台へ到達した順番」です。
一方、現在の通算順位では、250セーブの平野佳寿さんと益田直也さんが同数なので、2人とも4位タイになります。
今後、益田直也さんが先に251セーブへ到達すれば単独4位、252セーブで佐々木主浩さんと3位タイ、253セーブで単独3位です。これは8月4日終了時点の数字から分かる順位上の変化であり、今後の登板や達成を予測するものではありません。
250セーブで名球会の入会規定をクリア
日本プロ野球名球会の公式な入会規定は、投手が「通算200勝以上、または通算250セーブ以上」、打者が「通算2000安打以上」です。
したがって、益田直也さんは今回の記録で250セーブという数値条件を満たしました。名球会公式サイトの候補選手欄は2025年シーズン終了時点の数字を掲載しているため、8月5日19時時点では248セーブのままです。これは最新のNPB記録と矛盾するものではなく、会員掲載やブレザー授与などの案内は今後更新される可能性があります。
250セーブはなぜ難しい?

セーブは、勝った試合の最後を投げた投手なら必ず付く記録ではありません。勝利投手ではないこと、最低3分の1回を投げることに加え、代表的な条件として3点リードで登板して1回以上を投げることなどが定められています。詳しい条件はNPBの記録員コラムで確認できます。
つまり、個人の投球だけでなく、チームが接戦をリードして終盤を迎えること、首脳陣から試合を締める役割を任され続けること、リードを守ることがそろって初めてセーブが増えます。長年にわたる実力、信頼、健康が必要な記録です。
NPBの個人成績によると、益田直也さんは250セーブ到達時点で通算795試合、769回を投げ、35勝56敗、250セーブ、176ホールドを記録しています。日刊スポーツのデータ記事によると、250セーブ達成者の中で795試合は最も多く、プロ入り後に一度も先発登板がありません。
ここからは分析ですが、795試合という数字は「最短で大台へ進んだ」のではなく、セットアッパーと抑えの両方を担いながら、長くブルペンを支えた結果だと評価できます。
初セーブから約14年 益田直也の主な節目

球団の250セーブ記念特設サイトなどで確認できる主な節目は次のとおりです。
| 日付 | 記録 |
| 2012年8月5日 | プロ初セーブ |
| 2017年7月23日 | 通算50セーブ |
| 2020年8月7日 | 通算100セーブ |
| 2021年9月8日 | 通算150セーブ |
| 2023年6月16日 | 通算200セーブ |
| 2024年6月26日 | 通算228セーブで球団新記録 |
| 2026年8月4日 | 通算250セーブ |
プロ初セーブは2012年8月5日のオリックス戦でした。250セーブ達成は、その日からちょうど14年となる前日です。
益田直也さんは新人だった2012年に72試合へ登板して41ホールドを記録。2013年は33セーブ、2021年は38セーブで、2度の最多セーブ投手に輝きました。抑えを外れた時期にもホールドを重ね、再び守護神を任された積み重ねが250という数字につながっています。
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まとめ
益田直也さんの通算250セーブは、プロ野球史上5人目の到達です。通算ランキングでは平野佳寿さんと並ぶ4位タイで、日本プロ野球名球会の投手の入会規定も満たしました。
記録の価値は、250回の試合終了だけではありません。795試合に登板し、抑えだけでなくセットアッパーも務めながら、約14年にわたって勝ち試合の終盤を託されてきた点にあります。
8月4日終了時点では、次の1セーブで単独4位となるため、今後は「251セーブ」の場面にも注目です。








