カール・ウェザースさん(享年76歳)がお亡くなりました。
僕の中では、「ロッキー」シリーズでアポロ・クリード役、「プレデター」シリーズのマック・ターナー役、「マンダロリアン」シリーズでは、グリーフ・カルガ役、また監督が、記憶に輝いてます。
カール・ウェザースさん、俳優と元NFL選手としての功績を振り返り、最後の遺作「マンダロリアン (スターウォーズ・シリーズ)」での演技と監督について詳しく解説したいと思います!
カール・ウェザースさん、76歳で死去:俳優、元NFL選手としての功績を振り返る
▼ロッキーVSアポロ!?/第74回ゴールデン・グローブ賞名場面
▼永遠にルーカスフィルム・ファミリーの一員であるカール・ウェザースが木曜日に亡くなった。 彼は76歳でした。
2024年2月1日、俳優で元NFL選手のカール・ウェザース氏が、ロサンゼルスの自宅で76歳で亡くなりました。死因はまだ公表されていません。
「安らかに息を引き取った」といわれてます。
多彩な経歴を持つウェザースさんは、アメリカンフットボール選手としてNFLで活躍した後、俳優に転身。
「ロッキー」シリーズでアポロ・クリード役を演じ、一躍大スターとなりました。これで国際的な名声も獲得しました。
その後も、「プレデター」シリーズのマック・ターナー役や、「マンダロリアン」シリーズのグリーフ・カルガ役、また監督もおこなうなど、数々の名作映画・ドラマに出演し、幅広い世代から愛される俳優となりました。
以下、ウェザースさんのプロフィールと功績を詳しくご紹介します。
1. 生い立ちとNFL選手としての経歴
1948年1月14日、アメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ。高校卒業後、サンディエゴ州立大学に進学し、アメリカンフットボール部に所属。大学卒業後、NFLのオークランド・レイダースに入団し、1970年から1974年まで活躍しました。
2. 俳優への転身と「ロッキー」シリーズでの成功
1974年、NFLを引退後、俳優に転身。1976年公開の映画「ロッキー」で、主人公ロッキーのライバルであるアポロ・クリード役を演じ、一躍スターとなりました。その後、「ロッキー2」、「ロッキー3」、「ロッキー4」にも同役で出演し、シリーズの成功に大きく貢献しました。
3. 俳優としてのキャリア
「ロッキー」シリーズ以外にも、多くの映画・ドラマに出演。主な作品には、「プレデター」シリーズ(1987年、1990年)、「プレデター2」(1990年)、「アクション・ジャクソン」(1988年)、「デモリションマン」(1993年)、「ハッピー・ギルモア」(1996年)、「マンダロリアン」(2019年-)などがあります。
「マンダロリアン」シリーズでは、グリーフ・カルガ役、また監督もおこないました。のちに詳しく解説します。
4. 俳優以外での活動
俳優業以外にも、監督、脚本家、プロデューサーとしても活動。また、慈善活動にも積極的に取り組んでいました。
5. 死去への反応
ウェザースさんの訃報を受け、多くのファンや映画関係者から追悼の言葉が寄せられています。
カール・ウェザースさんは、その力強い演技とカリスマ性で、多くの映画ファンを魅了した俳優でした。彼の功績は永遠に語り継がれるでしょう。
彼の遺作ともいえる「マンダロリアン」(2019年-)について詳しく解説します。
カール・ウェザースさん、最後の遺作「マンダロリアン (スターウォーズ・シリーズ)」で演技と監督を詳しく解説!
『マンダロリアン』は、スターウォーズ初の実写ドラマシリーズであり、ディズニープラスで配信されています。
2019年11月に配信開始し、現在シーズン3まで公開されています。
『マンダロリアン』は、批評家から絶賛されており、数々の賞を受賞しています。
また、視聴者からも高い評価を得ており、スターウォーズの新時代を築き上げた作品として高く評価されています。
僕も『マンダロリアン』を実際に鑑賞して、ルーク・スカイウォーカー登場のシーンは歓喜の涙を流したほどです。反面、スターウォーズ・シリーズを知らない人にとっては、何が面白いのか理解できないのではないかと危惧したりしまいました。しかし、スターウォーズ・シリーズの世界にはまると、沼にはまり込んで時間を溶かすことになるので、あまりお勧めはしませんが(笑)
簡単なストーリー
舞台は、銀河帝国崩壊後の混乱期。主人公のマンダロリアンは、賞金稼ぎとして銀河を旅していました。ある日、彼は依頼を受け、50歳の子供(グローグー)を捕らえることになります。しかし、グローグーを守ろうとするマンダロリアンの心は次第に変化し、彼を育て、父親のような存在となっていくのです。
カール・ウェザースさんが演じたグリーフ・カルガ役とは
カール・ウェザースさんが演じるグリーフ・カルガは、「マンダロリアン」シリーズにおける重要なキャラクターです。このシリーズは、スターウォーズの宇宙を舞台にしており、主に賞金稼ぎとその関係者たちの物語を描いています。グリーフ・カルガは賞金稼ぎギルドのリーダーであり、彼の役割はマンダロリアンとの複雑な関係を通じて展開します。シリーズが進むにつれ、彼のキャラクターは敵から味方へと変わり、主人公の旅において重要な支援者となります。カール・ウェザースさんの演技により、グリーフ・カルガはカリスマと厳しさを兼ね備えた、記憶に残るキャラクターとして描かれています。
カール・ウェザースさん監督作品
カール・ウェザースさんは、「マンダロリアン」シーズン2 第4話(通算話数12)、タイトル:”包囲” ”Chapter 12: The Siege”、公開日:2020年11月20日で、監督をしました。
また、「マンダロリアン」シーズン3 第4話(通算話数20)、タイトル:”チャプター20: 孤児” ”Chapter 20: The Foundling”、公開日:2023年3月22日でも、監督を務めました。
監督作品として、公開日が2023年3月22日であることから、これがカール・ウェザースさんの遺作とした理由です。